多田千香子 | Pen&Co.(ペンアンド)株式会社・代表取締役CEOのブログ

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逆風があるから飛べる

丁稚ケイを送った足で髪を切りにTOKUMI HAIRへ。やっぱりデリー店のが広くていいなあ。グルガオンのサロンは近々、移転するそうですが波乱万丈、徳見さんは相変わらずオモロくて最高です。髪の話なんて一秒もせず、お互いの近況ツッコミ合戦になります。いろいろ突風というか、雌伏というか潜伏中というか…の私は徳見さんに訊きました。「日本に帰ろうって思ったこと、ないですか?」。答えは「一回もない」。すばらしいー。そしてケロッと言いました。「でも、逆風があるから飛べるんですよね」。うわー、頭の上で100ワットの電球ピカッ、です。さすが徳見さん、ええこと言わはります。その通り、ヒコーキもヨットも渡り鳥も、逆風があるからこそグイグイ進めるのです。人間もきっと、そう。飛べる日を信じて精進するのみです。ああ、頭もココロもすっきり、すばらしい時間でした。

デリーの代官山のデザートカフェ

 本帰国が近い友とデリーの代官山・ハウズカースにあるカフェで待ち合わせました。数か月前にオープンしたばかりという「Cravity cafe」です。グリーンパーク駅からてくてく10分、こじんまりしたかわいい店が現れました。Sさん、よく知っていたなー。ピンクのドアを開けるとケーキのショーケース、そしてクロワッサンやパンオショコラの入ったかごが並んでいました。ヴィエノワズリ(ペイストリー)も見た目が100パーセント、ですが、おお、インドにしてはかなり頑張ってるかもー。クロワッサン・オ・ザマンドにしましたが、クレームダマンドがまさかの(いや、あにはからんや、か)生焼け…。ある意味まあ期待通りでしたが、それでも私を注文する気にさせた(←えらそう)クロワッサン、インドで初めてです。コーヒーはPour overという、ハンドドリップ式で目の前で淹れてくれるコーヒーにしました。250ルピー(420円)と結構、しますがおいしかったし、パフォーマンス代込みでしょう。ナチョスはおもちゃのトラック荷台に乗ってきたり、なぞのウドンがあったり(もちろん頼まず)、面白い店ではありました。帰りにオーナーにごあいさつしました。頑張ってやー。
 Cravity Cafe http://cravity.xyz/
 

保温ボトルのコーヒー問題

コーヒー好きのコーヒー好きのためのコーヒー好きによる「コーヒー部」なので、当然ながらコーヒー談義に花が咲きます。デリー圏では暫定1位の自家焙煎「Blue Tokai」がグルガオンのゴルフコースロード沿いに店を出そうとしている、とか。生豆をローストするための網を持つ通称「マイアミ族」でもあるF子さんと「やっぱりそうだよね」と言い合ったのが鉄則「保温ボトルに入れたコーヒーは長持ちしない」です。おいしいコーヒー屋の少ない国に生きるマイアミ族ともなると朝、淹れたコーヒーをなるべく「長飲み」させたくて保温ボトルに詰めて出かけます。「淹れて1〜2時間はいいけれど、お昼になるともうダメ」とF子さん。私もそう思うー。どうやら酸化するせいのようで、温かくてもダメなんです。まだそのまま冷めたのを飲むほうがマシです。とか、コーヒー道はまだ深い。体調を崩していた2週間はコーヒーを飲む気にもなれなかったのですが、おいしい煎りたてコーヒーで復活です。これまたホッ。

またまたコーヒー部

生豆を煎るところから楽しむ「コーヒー部」は14日、第5回目(たぶん)を開きました。スターバックスでアルバイトしていたSさんや朝晩とコーヒーを飲むDさん、チェンナイから来てくださったA子さんたち総勢14人です。豆を「煎って」「挽いて」「淹れて」…って、「いる」「ひく」「いれる」なんて、簡単な漢字でも表せるのに、特有の漢字を当てるのが実際、丁寧にひとつひとつやってみると本当にぴったりで、奥深いなあ。私が絡むのは途中まで、あとはバリスタYさんに任せてしゃべってばかりの楽しい会なのです。
おやつ担当の私がお出ししたのは、しゃべったら怒られそうなこだわり店主の(ちょっとレトロな)珈琲店のメニューにありそうなベイクドチーズケーキにローストビーフのミニサンドイッチ、アーモンドサブレ、フィナンスィエでした。次は6月25日、参加希望の方はどうぞお問い合わせくださいませ。

45℃アウトサイド、25℃インサイド

2週間ぶりにインド走友会サタデーランへ。さすがに自宅から集合場所まで走ることはせず8キロほど、5月初ランです。もう半ば近くになって、ようやくかー。やる気が戻ってきたのがうれしい。少しずつ日常を取り戻そう。5歳の丁稚ケイをレゴ教室に送って自分はズンバ、連れて帰ってお昼を用意し、お昼寝したスキにスーツが欲しくてサケットのMUJIまで行ったものの空振り、夕方40度越えのなかサッカー教室に連れて行き…。ま、何とかなるものです。
金曜日は42度のなかメトロ移動でした。駅までの10分が、つ、つらいのですがそれさえガマンすれば快適です。「45℃ Outside 25℃ Inside」と車両に大書されたグルガオン・ラピッド・メトロに乗ってアポイント先を訪ね、その足でデリーメトロに乗り、丁稚ケイを迎えに行きました。汗だくです。帰りはタクシーUberで大回りして複合施設サイバーハブに寄り、ミルクシェイクをぐびぐびーっ。ここは国道から500m以内のため禁酒令が適用されていたのですが、大幅に迂回して500mを稼ぐのに成功、どこの店もアルコールが解禁になっていました。これもやれやれ、だなあ。

月刊Chalo!5月号

 ばったり行き倒れている間に、5月も10日を過ぎました。何とか英会話の勉強も再開しました。月刊Chalo!5月号では弁当部について書いています。しかしまあ、元気じゃないと何もできず、する気も起きません。早く復活のスパイラルに入ってやるぅー、とこぶしを固めてみるものの力が入りません。ああ。