多田千香子 | Pen&Co.(ペンアンド)株式会社・代表取締役CEOのブログ

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おうちご飯

F1サーキットマラソン(走っていません)〜盲腸とばっちり慰労会

雨女の本領また発揮です。午前4時半、自宅を出るころ土砂降りでした。あちゃー。F1インドGPが開かれたブッダ国際サーキット場で開かれるハーフマラソンに申し込んでいたのです。虫垂が痛み出して2日目、ドイツから旅行中のR子さんたちも「どう?」と誘…

デリー47.8℃、働く一匹オオカミのランチ会

47.8℃。私の住むデリー近郊グルガオンは緑も少なく荒涼とした砂地も多いので、デリーより灼熱と思われます。40度台の前半はまだまだ余裕でしたが、後半になると干上がる感じ。湿度が10%前後、夕方になるとパキパキッー、と音が聞こえそうなほど肌が乾燥しま…

ピサラディエール・ヴィシソワーズ・マンゴーのソルベ

相方ユウさんのゲスト12人をお招きして18日、久々に「ビストロ・チカコ」の開店です。翻訳を手がけた料理本<「パリの小さなキッチン」出版記念メニュウ>とこっそり?黒板に書きました。カリフラワーのヴィシソワーズ、ピサラディエール(南仏のピザ)、仔…

おやつ新報サタデー食堂

お世話になったKさんご一家を29日、アトリエにお招きしました。インドを拠点にアフリカでのビジネスを手がけ、韓国や中国に追いつけと奮闘されていらっしゃる社長さんです。新興国ビジネスは韓国企業のように10年スパンでなくては戦えない、との危機感、ひ…

釜石・中村家の「三陸海宝漬」

岩手の旅2日目、JR新花巻駅で新聞女子Mさんと合流しました。岩手に勤めた彼女がしょっぱなから勧めてくれていて、最後の最後で新花巻駅の土産物店で持ち帰ったのが「三陸海宝漬(かいほうづけ)」です。「アワビとイクラがきちんと並んでいて、きれいなん…

青ジソのジェノベーゼ

東京・白山の「パラダイスおかず家」で4月2、3日、お出しした「春を呼ぶ南仏プレート」では青ジソのジェノベーゼも並べました。バジル、松の実、パルミジャーノ(+アンチョビ)で作るペーストを青ジソに換えたのですが、いい香りです。パンに塗って、パスタ…

1日テリーヌ食堂?!

大阪・Rさん宅で開いた「1日食堂」では「アリゴ」「玄米クレープ」「玄米マドレーヌ」のほか、田舎風テリーヌ(いちじく入り)、鶏レバーのパテ、タプナード(オリーブのペースト)、キャロット・ラペ(ニンジンサラダ)、キャベツのシュークルート風、カボ…

のびのびアリゴ

大阪・Rさん宅で開いた「1日食堂」で、Rさんが事前にリクエストしてくださっていました。「アリゴが食べたい!」昨秋に行ったパリで食べそこねたとか。アリゴは仏中部オーヴェルニュ地方の料理。ジャガイモとチーズなどを力いっぱい混ぜて混ぜて混ぜて・・…

まるごと焼きキャベツ

30度ぐらいに切ったキャベツをそのまんま、オリーブ油を敷いたフライパンへ。強火で両面、焦げ目をつけたら火を弱めます。芯が食べやすい硬さになればOK。塩と黒コショウしただけでおいしい。千切りにして炒めるより、火の回り方が不ぞろいな感じが素敵。…

ゴボウの豚バラソテー

年明け初めての健診へ。予約して行くのですがいつも大混雑です。本でも持っていけばいいのでしょうが帰りに買い物することを考えると邪魔になります。この病院に通うことに決めた理由のひとつに、待合室に週刊新潮と週刊文春がおいてあったから、というのが…

ミートソース・スパゲティー

中学時代の給食は週2回が米飯、2回パン、毎週木曜日が「麺の日」だった記憶があります。ついでに言えば土曜日にも給食がありました。いちばん楽しみだったのは麺の木曜日。なかでもソフト麺のミートソースは輝いていました。白いソフト麺を半分に切って、な…

自家製豆もち

1月4日更新の「論より、おやつ。」で書いたように、ホームベーカリーでお餅をつくりました。が意外と水加減が難しく…慣れたらどうってことないのでしょうが、何せ年に1度しか出場機会がなさそうな。 カルチャー講座やアトリエでの会で年末が迫ると、どん…

カズノコちらし寿司

実家で迎えるお正月の楽しみは母たちが寝静まった夜、冷蔵庫を開けてコッソリ「カズノコのまるかじり」をすることでした。しかられるというリミットがない今は食べたい放題。さすがにちょっと飽きたので、近ごろの偏愛フード・お寿司に春菊とともに刻んで混…

オランダ、風車の見える家で

12月20日更新のasahi.comコラム「論より、おやつ。」ではオランダで頑張るピアニストK子さんと下宿先の話を書きました。オランダに行くのはパリ留学中に訪ねて以来です。2005年10月、料理学校のクラスメートとでした。アンネの家やフェルメールがある国立美…

ヤマタロウガニの炊き込みご飯

双子の甥っ子ユウとリョウは言います。「ご飯がおいしいのはー、八女のおばあちゃんとー、チカチャンとー、コンビニとー、お弁当屋さん」。最後の2つはどうよ、と思いますが子どものころってどんな外食だって輝いていたことを思えば仕方ないかな。「チカチ…

エミゴの朝ごはん

京都入りする前夜は明石泊。幼なじみエミゴ宅に泊めてもらいました。「いまさら遠慮するような仲じゃねーじゃろー」。ごめんよーいつもー、というとおかしそうに笑って言われました。そう、いつも甘えっぱなしです。「パリ砂糖漬けの日々」にも出てくる彼女…

天竺にて卵かけご飯を思う

ヒンディー語づかいのエツヤンが「ウェスティンよりもっとしゃれたところあるから!」と連れて行ってくれたのが、トライデントホテルです。高級ホテルグループ・オベロイの経営で隠れ家のよう。アマンリゾートのようなプールがあったり、シックな和食店があ…

おやつカップ、スープカップ

アトリエに集う面々は「おいしいもの好き」ぐらいしか共通項がありません。会社とか学校とか、趣味が一緒とかという「枠」はありません。でも「食」は最小にして最強のマグネットだと思います。「おやつ新報ジャポン大阪」に問い合わせがありました。「大阪…

牛丼はどこへ消えた

8月16日更新のasahi.comコラム「論より、おやつ。」ではインド引っ越しを控えての下見旅行について書きました。成田からJAL直行便で7時間半、デリーは32度でした。日本の酷暑に比べたら断然、過ごしやすいのです。体力を持っていかれないのでホッ。インド…

お料理教室Feliciteへ

「おやつ新報ジャポン大阪ディレクトリス(=支部長)」にこのほど就任!したフードコーディネーターyumiさんの料理教室へ。行ってみたいと思いつつ早2年、ようやく実行です。しっかり遅刻したうえ、私がしたのはショウガをすりおろしただけ。とんでもない…

○○バー増殖中

神戸・六甲山で「山カフェ」イベントを開くAYEYAゆかりさんいわく、「絵本バー」や「帽子バー」があるそうです。彼女が提案してくれたのは「おやつ新報バー」。それぞれがお気に入りレシピを披露するなんて楽しそう!「粉遊びの会」でババを作りながら話が弾…

岡山女の京都遠足

7月12日更新のasahi.comコラム「論より、おやつ。」では岡山のカフェ「pieni..」からの10人と「京都遠足」した話を書きました。岡山ネタが飛び交ってとっても楽しかったのですが、我が20年来の偏愛アイテム、「山珍」の豚まんの食べ方についても熱く語り合い…

レバノンのサラダ・タブレ

朝日カルチャー中之島教室で7月3日、「フランス!とっておきレシピ帳」を開きました。試食でお出ししたのがレバノンのサラダ・タブレです。トマトとミント、イタリアンパセリ、タブレ(クスクス)をレモンとオリーブ油であえるだけ。フランスで何でレバノン…

三嶋亭の肉

LOGOS製の強力保冷バッグに詰め、インドまでお届けしたのが京都の老舗すき焼き店「三嶋亭」のしゃぶしゃぶ肉でした。昨年末に訪れた際は税関で引っかかり、サンマ缶を「トイ(おもちゃ)」と言い張って強行突破したのですが今回はノーチェック。ほっ。飛行機…

「タパスの王様」の食卓

民宿「Arima Biarritz(アリマ・ビアリッツ)の主人マルクは「タパスの王様」。旅行雑誌に見出しが躍っていました。「シャンブルドット(民宿)の朝食コンクール」で3位をとった記事でした。 おおー、かっこいい。お宅もそうですが、お皿も知り合いの陶芸家…

バスクのピリ辛そぼろ

南仏バスク地方を旅して覚えた新しい味が「アチョア」です。建築家のご主人と、介護福祉士のような仕事をする素敵な夫婦が営む民宿「Arima Biarritz(アリマ・ビアリッツ)」での夕食で出されました。アチョア(Axoa)とはバスク語で、「細かく刻んだもの」…

ミラノの家庭で歌うパスタづくり

5月10日更新のasahi.comコラム「論より、おやつ。」では、ミラノでホームステイした話を書きました。ジャンカルロとピエラ夫妻はなかよしでおしゃべりで、日本好き。「haiku」愛好家でもあります。到着してすぐ作ったのは豆とパスタのスープ=パスタ・エ・フ…

J子さんのおいなりさん

デンマーク在住36年・S子さんのおかげで、たくさんの素敵な日本女性に会えました。海外で長く暮らす彼女たちはみな、とても明るくてタフで、なんというのかな、あっけらかーん。そして言葉を上手に操ります。中華食材店に行けば、「あら〜偶然!」。S子さ…

キャラメルおじゃが

ウィリー特製ローストポーク「フレスケスタイ」に添えられたおイモさんがコロコロしてツヤツヤして!甘くてほくほく、おいしいな。ブラウンポテト「brune kartofler」で、付け合わせの定番だそうです。キャラメルポテト、と呼びたくなります。 まず小さめの…

ウィリー特製ローストポーク

コペンハーゲン近郊のS子さん宅に転がり込んだ初日の夜、彼女の夫ウィリーが手料理でもてなしてくれました。台所にお邪魔すると、ちょうど豚の塊肉をさばこうとしているところでした。皮がカリカリに焼いてあって、とてもおいしそう!焼き鳥の皮にも通じる…