多田千香子 | Pen&Co.(ペンアンド)株式会社・代表取締役CEOのブログ

「ペンで、心を動かす」Pen&Co.株式会社:https://pen-and.co.jp

香港

7時間ストップオーバー(下)

西湾河からトラムでガタゴト、たっぷり揺られて中環に着くまで1時間近くかかりました。エアポートエキスプレスが出る香港駅に行く前、IFC(国際金融中心)にあるアップルストア香港をのぞきましたが大混雑です。そうだった、アップル・ウォッチが出たばかり…

7時間ストップオーバー(中)

よっこいしょ、と香港駅のあるIFC(国際金融中心)のスターバックスで本日のコーヒー(トールサイズ24HKドル=370円)を頼み、丁稚ケイを椅子2席をくっつけて放り投げ、起きるのを待ちました…が、グースカ高いびきです。しゃーないか。まだラッシュアワーの…

7時間ストップオーバー(上)

26日20:00、インディラ・ガンディー国際空港へ。史上最高にスムーズで、空港に着いてからキャセイのカウンターでチェックインして出国、手荷物&身体検査を終えるまでまったく待たず、免税エリアに出るまで15分ほどでした。ワンワールドのラウンジへ。3歳10…

2年ぶりの海南鶏飯

デリーから香港経由で帰国の途に着きました。デリー〜香港はインドの航空会社ジェットエアウェイズです。朝9時に着き、香港発のANA便は午後3時発でした。年始にお会いしたF子さんに会えるかな。出発直前にメールを出したら彼女は9月末で香港暮らしを卒業、…

フォーシーズンズホテルのアフタヌーンティー

全日空機は定刻13時半に香港着。デリー行きは午後7時40分発でした。スーツケースを再びチェックインする必要はありません。空港への行き帰りを考えると実質、4時間の滞在。それでもエアポートエキスプレスで日帰りチケットなら往復100香港ドル(1…

製菓材料店主の御用達

さすが香港人、いい店知ってるなー。西湾河の製菓材料店「SimpleLife Homebaking」でクッキング・レッスンをしたあと、店主ディックさんが連れて行ってくれたのが、広東料理「海寶漁港」です。香港ではフツーな感じの店がまえ。こういった店に入ってもちゃん…

続・鳳城酒家

自宅でカフェを開くT子さんと香港で会うのは3回目です。私の偏愛点心を覚えてくださっていて、肉団子を頼んでくれました。コリアンダーが効いているのですが、ここのは陳皮が入っているのか、かんきつの香りがします。コリアンダーが苦手なT子さんも「これお…

下町で朝飲茶

敗者復活をかけて泊まった宿は香港島の下町・北角にあるフランス系チェーンIbis Hotelです。バスタブも歯ブラシもなし、シンプルなつくりですが十分です。なにせ眼下にビクトリア湾がババーン、と広がるのですから。おまけに直前割引のおかげで450香港ドル(…

香港宿なしカステラ

25日更新のasahi.comコラム「論より、おやつ。」ではインドの帰り、香港に寄った話を書きました。元日の朝、ココに泊まるわけにはいかない…。「1年の計は元旦にあり」と意識しているつもりはなかったけれど、やっぱり日本人、「365日分の1」の日ではないの…

ストリート飲茶

5日更新のasahi.comコラム「論より、おやつ。」では熊本・小国町と久留米を訪ねた話を書きました。温泉の蒸気で点心を蒸し、アツアツをその場で食べたらどうだろう。思いついたのはやっぱり、香港で「路上飲茶」をしたせいかな。天后エリアにある24時間飲茶…

やっぱり鴛鴦茶

新しいものがどんどんできる一方で、古くて味わい深い冰室や茶餐庁と呼ばれる香港式喫茶店も頑張っているのがまた、魅力です。スタバで擬似レトロを体験したあとは真正レトロな祥利冰室へ。古めかしいレジも、天井が高くてそっけないしつらいも味があります…

香港懐古的 星巴克(スタバ)

香港らしいスターバックスが中環にあるらしい…と、T子さんと向かいました。ミッドレベル地区らしい、階段通りのわきのビルにあります。店内に入ればそこは60年代香港。星巴克と漢字で書くのがピッタリな感じで、テーブルも椅子も古めかしいのです。天井には…

あぁ排骨菜飯

北角にあって家庭料理を出す食堂へ。入りやすいです。大好きな排骨菜飯を頼みました。ごく薄く衣をつけて揚げてある骨付きの豚肉が、身もだえするほどのやわらかさ。どうして日本ではこの調理法がないのだろう。おともの菜っぱ入りご飯がよくあいます。気付…

ジョエル・ロブションで昼食

フランスの有名シェフ・ジョエル・ロブションの店が香港にも。最後のランチはここになりました。確かコーヒーまでついて400香港ドル(5200円)程度。カウンターに座ってオープンキッチンを囲みます。景気のいい香港、あっというまに満席です。デザートはホワ…

香港式すずなりカステーラ

これも香港在住T子さんから伺ったお店です。鶏蛋仔(ガイダンヂャイ)といって、たこ焼きのようにまぁるい形がつながったまま、30個ぐらいポコポコと。顔ぐらいの大きさです。12香港ドル(160円)。行列の最後尾に並んで待つこと10分、焼き上がるのをみるの…

洋もの素材、買い込み作戦

こんなにお店ばかり作ってどうするの?と思うほど、いつ行っても香港は新しいビルが建てられ、すきまあらば店ができます。「なにせ13億人がバックにいるからねぇ」。旅の友ガクさんといつも感嘆しつつ、言い合っているような。食材に関しても同じです。東京…

ビルを疾走

香港でも走りました。とはいえ暑くて2日間のみ。香港島の下町・北角を朝7時、スタートします。銅羅湾にあるビクトリアパークのジョギングコースを2周し、オフィス街の金鐘まで。本当は上環あたりまで行きたかったのですが途中で道がなくなったり、ビルの中を…

ケーキ教室で月餅を習う

T子さんとのめくるめく珍道中は続きます。彼女が予約してくれていたお菓子教室が「Coup Kitchen」でした。天后・電器道の雑居ビル8階へ。モダンなショールームのようなキッチンは立派で、20人は入れそう。ふだんはチョコレート・ケーキやマカロンなど洋菓子…

利苑酒家で飲茶

通って10年以上になる香港ですが今回、初めてスターフェリーに乗らず、九龍側にも渡らずじまい。香港島だけで時間切れになる濃密滞在でした。泊まったのは香港島サイドの下町・北角近くのホテル「シティガーデン」です。14日前までに申し込むとツインが560香…

香港やぶれかぶれサブレ

28日更新のasahi.comコラム論より、おやつ。では香港で乱れ飛んだダジャレ&言い間違いについて書きました。T子さんがランチを予約してくれた有機農場は、深センに近い新界・元朗にありました。香港島・天后からバスに乗って1時間ほど。トンネルの前で降り…

上環の乾物屋さん

香港の一流シェフ御用達という乾物屋さんに連れて行ってもらいました。上環の「安記海味」です。金ピカな店構えが立派です。アワビにフカヒレ、ナマコの干したのがズラリ。値札の$にゼロが行列しているのも立派・・・。でもおやつ作りに使えそうなものもた…

そして別れの海南鶏飯

「泊まるのは九龍派ですか、香港島派ですか」。Kさんの質問、ううむどっちでしょう。なにせ渡港20回(←しつこい)、前回は九龍側だったから今回は香港島にしよっか・・ぐらいかも。バックパッカー時代には重慶マンションにも泊まったっけ。カレーがおいしか…

やっぱり「1店もの」

20回も香港に来たっていつも旅行者の身、市場に行ってもヨダレをたらして見るだけでした。でも今回は野菜やエビを実際に買って食べて、本当にTさんのおかげでますます香港大好きになりました。そしてもっと現地の人と話したい。「ンゴイ、ニゴ(これくださ…

香港おだんご王子

9月1日更新のasahi.comコラム「論より、おやつ。」では、香港のおやつ「糖不用」(本当は[用]の縦棒が右にカーブ)について書きました。座右の銘が「人生はトホホ」という盟友Gさん、肉食短パン男Yとともに現地在住・Tさん宅で開いた「エビ祭り」につ…

ハイナンチキンに連れてって

シンガポール名物・海南鶏飯は偏愛アイテムです。とはいえ空港のレストランで最後に駆け込みで・・というパターンが多かったのです。おいしい店に連れてって!と現地在住ともももさんに無理を言い、連れていってもらったのが中環の「金葉海南餐庁」です。名…

ロブションのケーキ

中環・ランドマークにあるフランス人の有名シェフ、ジョエル・ロブションのティーサロンへ。香港にもあったのね。バゲットやクロワッサンもあったけれどケーキにしました。シェフは日本人だそう。確か長方形のほうが「レキゾチーク(L'exotique)」34HK$…

九龍疾走小姐

いつのまにか海沿いの遊歩道が、チムサァチョイ・イーストまで伸びていました。「アヴェニュー・オブ・スターズ」として香港電影明星たちがそこここに。ブルース・リーのアチョー!な像やジャッキー・チェンの手形、サインもありました。夜は大にぎわいで、…

さっそく「1日食堂」で披露

香港の欧米系スーパーはバターもチーズも豊富でうらやましい。日本の高級スーパーなんてメじゃありません。イギリス、オランダ、フランス、アメリカ・・各国のものが大充実していて目移りします。すごく安いわけではありませんが関税がない分、やっぱり日本…

ペキンロード・ワンのバーで

25日更新のasahi.comコラム「論より、おやつ。」では香港での珍道中を書きました。ペキンロード・ワン(北京道1号)は九龍半島一のノッポビル(でももうすぐ追い抜かれるそう)。30階のバー「Aqua(アクア)」はビクトリア湾越しにみる香港島が絶景かな、絶…

ケトルのポテトチップス

フリーポート・香港の多様性には東京も歯が立ちません。東西、新旧の文化を併せ呑み、どこまで進化し続けるんだろう。スキマあらばブランド店や新しい店ができている感じです。狭い街にこんなにたくさん、どうして成り立つんだろう。同行Gさんいわく「バッ…