初めてほめられたフルーツケーキ

　まずクラス３６人全員でシェフの実演を見る授業を３時間弱、受けてから、自分たちの実習授業に入ります。実演と実習が別の日に開かれることも多いのですが、今日は午前中に実演を見て、午後から実習。マドレーヌとフルーツ入りバターケーキです。風邪を引いてしまい、頭も手も、回転がいつも以上に鈍くていけません。シェフは「早く！急いで！まだかい！」と大声。ウィー、シェフ。でもそんなに急かさないで。心でつぶやきつつ、泡立て器をグルグル。必死でバターをかき立てました。う、腕がつりそう・・。焼き上がったケーキの表面はサクランボやスミレ・ミモザで飾って、との指示。ふふふ、イメージは初夏の大阪・靱（うつぼ）公園。ぱあっと花を咲かせました。ケーキを採点しながら、シェフが「これは完璧です」。わぁ、初めてほめられました。これまではせいぜい「悪くない」止まり。フランス人は皆、えてして大げさ大魔王ですが、ま、今日は文字通り受け取ろっと。らららん。