音楽の日のジャムパン

　フランスの夏至は、音楽の日（la fete de la Musique）。午後１０時を過ぎても明るいうえ、連日、３０度を超す暑さです。エアコンがなくモワーとした語学学校の教室で、３時間超。体が煮立ちそう。帰り道、街角からバンドの音やマイクの歌声が途切れず、歩く背中を押してくれました。ただし観衆のみなさん、音楽を楽しんだ後、ゴミはお持ち帰りになった方がよろしいかと・・。通りがゴミだらけでした。
　近所のエコール・ミリテール（士官学校）も、この日は開放。涼みがてら、無料コンサートに行きました。陸軍の音楽隊が演奏中。菓子店「ピエール・エルメ」で買ったジャムを塗ったバゲットを、鑑賞のお供に。「ジャムの妖精」と呼ばれるアルザスの作り手・クリスティーヌ・フェルベールさんが、エルメさんのために作ったジャムです。新発売のイチゴとピスタチオ味は、２２０グラム８.９ユーロ（１２３０円）。瓶の上半分がイチゴ味で、下半分はピスタチオ味。混ぜるか別々に味わうか、ちょっと悩みます。スキなく作り上げられていて、フレッシュな味わいです。一度に瓶の半分、消費してしまいました。うはは。
　Pierre Herme 72,rue Bonaparte 6区　月休