ピエール・エルメのチョコレート仮面

　来パリした友に運び屋を頼み、元職場へ土産を届けてもらいました。旅したのは「ピエール・エルメ」のチョコレートとレモンケーキ。６区の店で下の方の棚にあったチョコレート仮面にひかれました。マヤのチョコレートの神様なのか、ハニワのような顔をしたのやら、仏様のような悟り顔やら。しゃがみ込んで悩み、一番笑えそうなのにしました。ジョーク菓子のようで実はエルメなのよ、オシャレでしょ、ふふふ。一人悦に入る贈り手です。４８ユーロ（６６００円）。トンカチか何かで割って、食べるのかな。それにしても「まったく、運ぶ人間のことを全然考えてない」と呆れられた大きさです。もう一つのレモンケーキは、梅雨の季節、さわやかな甘さを届けたくて、マジメに選びました。「ずっしりと濃厚な味。甘さにいやみがないというか…おいしかった」とのことで、あぁよかった。
写真はチョコ仮面を贈った相手・ナゾのＶＣＤ男さん提供