多田千香子 | Pen&Co.(ペンアンド)株式会社・代表取締役CEOのブログ

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京都老舗めぐり

 6月20日更新のasahi.comコラム「論より、おやつ。」では京都の老舗で食べ納め?した話を書きました。京都では明治創業ぐらいだとヒヨッコ扱いという感じなのが、やっぱりすごい。鯖寿司はミニトマトと並び、好みが日々入れ替わったマタニティ期間中を通してずっと、偏愛したアイテムです。スーパーのセール品から老舗の逸品までいただきました。長崎・五島列島の「鬼鯖寿司」、鳥取・米子の「吾左衛門鮓(ござえもんずし)」なども。地方のサバ寿司はお魚そのもので勝負するワイルド系。もちろん悪くないのですが、京都の鯖寿司は仕事が感じられるというのか、うまみが深い繊細な味。あぁ書いているうちにまた食べたくなります。コラムでは書きませんでしたが、下鴨にある「鯖街道 花折」のも好きです。ひと口食べればとろけるようでトランス状態。こちらは大正2年(1913年)創業だそうです。写真は錦市場にある魚屋さん「畠中商店」のサバ寿司です。1本2000円だったかな、すぐ近くの老舗寿司「伊豫又(いよまた)」の半額で買えます。脂の乗り具合は「伊豫又(いよまた)」に劣るのは値段を考えたらむべなるかな、ですが、リーズナブルでおいしいです。
 コラムはコチラ→「asahi.com(朝日新聞社):京都老舗めぐり - 論より、おやつ。 - 食と料理