志津屋のトライアングル
5カ月ぶりに京都を歩きました。マイナーチェンジがそこここに。河原町通のハーゲンダッツが店じまいしていたり、三条通でずっと工事中だった明治屋の隣に老舗パンチェーン・進々堂がオープンしていたり。偏愛しているJR京都駅2階SUVACOにあるパン店「ブルディガラ」のキャラメルラスクは、Aさんより差し入れとしていただきました。翌日の新幹線乗車前にブルディガラに寄ったら、やはりというべきか「16時にならないと届きません」と言われ、手に入れられなかったのでよかった。新宿の「ブルディガラ」でも買えるのですが、わざわざ新宿には行かないし。
京都でしか買えない偏愛アイテムといえば、「志津屋」のトライアングルです。140円。志津屋は進々堂よりさらに庶民的な京都ローカルのパンチェーン店です。トライアングルはカスタードクリーム入りドーナツなのですが、クリームと三角形型のパンのバランスがワタクシ的には絶妙です。しっぽまであんの詰まったタイ焼きのように、三角形の隅々までクリームが行き届き、パン生地が余ってもっとクリームよこせー、と思うことがありません。そして肝心のクリームですが、あっさりとして頼りなげなのです。これが妙に気に入って、妊婦時代末期には1日2個も食べる入れ込みようでした。言いたいことは特にありません、的な主張のなさがいいのです。これも新幹線の中でモリモリ食べました。豆餅4個をほおばった後です。こうなると食欲も才能か。
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