マミーズのアップルパイ
京都イベントに来てくださった滋賀のM子さんはパリから戻りたてでした。新刊「パリのおやつ旅のおやつ」でも紹介した「エシレクリーム×はちみつのせバゲット」には「あかん、これ以上食べたら他のもん入らんようになる」というほど「ハマった」とか。新刊を「ウチの子」と呼ぶ親馬鹿全開の私も理解してくださり、胸がいっぱいになりました。
「ウチの子」は講談社の編集者M子さんのマネっこです。彼女が手がけた本の表紙と、同時期に刊行される本の表紙のいくつかを携帯画面で見せてもらった際に「ウチの子が一番、いいと思うのよね〜」と、さも愛おしそうに話しているのが印象的だったのです。魂を込めて作ったのだから、臆面もなく思い切りかわいがろう。そうした思いって読み手にも伝わるような気がします。
ウチの子PRの書店行脚もお正月はお休み。だって閉まっているものなー。しかたなく?神頼みをしに三馬鹿トリオで根津神社へ。目についたのは参道の屋台です。「ケバブ」「せんべい汁」「佐世保バーガー」「大阪焼」…。ご当地グルメ会場かいな。
帰りに谷中に寄りました。だしcafeイベントに来てくださったS子さんお薦めの「マミーズ・アン・スリール」へ。正午の開店同時に滑り込み、アップルパイ小ホール1050円を買いました。「まだ温かいです」との言葉に目の色が変わりました。パイなんてどんな店だって焼きたてが一番、おいしいに決まっています。。帰るぞーっ。上り坂もなんのその、猛然と自宅をめざします。急げっ。こういうとき本当にタイムを計ってほしい。人類最速男ボルトに勝る、わけはありませんが気迫は負けていないわ、ゼイゼイ。飛ぶように帰ってドアを開け、丁稚を下げたままパイを切り分けてパクッ。いかにもお母さんの味です。あっさりしたカスタードクリームがほの温かくて、パイはさすがにサクサクです。やっぱり作りたてはいいな。すぐさま270度分、食べてしまいました。
マミーズ・アン・スリール http://www.mammies.co.jp/
■「パリのおやつ旅のおやつ」出版イベント、2012年は岡山から!2月10日、福岡開催も決まりました。ぜひいらしてくださいませ。
1月7(土)〜9日(月)岡山・後楽園口 「pieni..ecole+cafe」案内はコチラ→http://d.hatena.ne.jp/oshirase/20111203
1月21日(土)福岡・赤坂 九州日仏学館 案内はコチラ→http://d.hatena.ne.jp/oshirase/20111207
1月29日(日)大阪・なんばパークス 案内はコチラ→http://d.hatena.ne.jp/oshirase/20111210/1323505571
2月10日(金)福岡・箱崎 カフェ&ギャラリー・キューブリック(ブックスキューブリック箱崎店2F)
案内はコチラ→「「尾崎豊NOTES 僕が僕であるために 肉筆版」 小説新潮 2012年4月号 | 福岡の書店・本屋|ブックスキューブリック[BOOKSKUBRICK]」
- 作者: 多田千香子
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2011/12/07
- メディア: 単行本
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