多田千香子 | Pen&Co.(ペンアンド)株式会社・代表取締役CEOのブログ

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カフェキューブリック@福岡で出版イベント

 福岡の「カフェ&ギャラリー・キューブリック」で10日、新刊「パリのおやつ旅のおやつ」出版イベントを開きました。セレクト書店「ブックスキューブリック箱崎店2階にあるカフェです。天井が高くて居心地のいい空間、ひとめで気に入ったのです。ただいま改装中で、早春に再オープンさせるのだとか。近くにいたなら買った本を持ち込んで、おいしいコーヒーを飲みながらマイ書斎化しそうです。1階の書店の棚も雑貨も心憎い品揃えです。京都だと恵文社一乗店、東京だとクレヨンハウスのような感じかも。でも前述2店ほど広くないのもまた、目の届く範囲というか、ちょうどいい「こじんまり感」です。ウチの子(本)もバッチリ、面出しして並べてくださっていました。よく似合うなー、と自賛しつつ2階へ。
 購入したてのオーブンを使い初めさせてもらうことに。緊張しつつ試し焼きしました。大丈夫かいな。ただでさえデモンストレーションは苦手なのに。パリの日本文化会館での「和のおやつ」実演ではだんごをこねてもこねても、ちっとも「耳たぶ」のようにはならず、あせったっけ。
 午後7時スタートです。23人の方で席が埋まりました。新聞を見てきてくださったY子さん&Yさん、宮崎からわざわざ飛行機で来てくださったM子さん、ピンクの花束を贈ってくれたR子さん、福岡在勤時に所属していたフランス語サークル「フランソワーズ」の仲間Y子さん・・・。先月の九州日仏学館でのイベントにも来てくださった方も3人、いらしてくださりました。本当にうれしく、胸がじんじんしました。
 バレンタイン前ということもあってテーマは「パリのおやつショコラのおやつ」に。米シアトル在住EさんからいただいたTrader joe'sのナッツ入りチョコ、パリで買った「Da rosa」のソーテルヌ漬けレーズンのチョコがけ、やはりパリのチョコレート店「アン・ディモンシュ・ア・パリ(un dimanche a paris)」のピンクペッパー入りホワイトチョコ、それにパリ在住ジャーナリストY子さんのドバイ土産・ラクダのミルクチョコレート「アルナスマ」です。「特にクセはない」とみなさんの評価でした。ネットでも購入できるようです。
 手製おやつはココアのジェノワーズ、メイプルシュガーのケーキ、それに福岡ということで、簡単ムース・オ・ショコラには刻んだあまおうを混ぜました。あまおうは東京の半値ですからここぞとばかり、たっぷりと。さらにメイプルシュガーで炊いたカスタードクリームを添えました。ぽっくりとしたコクのある味わいに仕上がり、我ながら毎日食べたいほど。だれか商品化してくれないかなー・・・って自分で作れよ、ですが。
 実演として、デンマークの焼き菓子マコーナーのココア味を披露しました。実演前に、滋賀のM子さんから届いたメールを読ませてもらいました。「人類の幸せのためにも」マコーナーのおいしさについてアナウンスしてください、と書いてあったので。大きく出るようですが、なんだか素敵。よっしゃーと頑張りました。人数が多くてなかなか見ていただけないかなー。店主・大井さんが絶妙にアシストしてくださり、ボウルはみなさんの手元へ。無事に焼き上がり、本当にほっとしました。
 来て下さったみなさん、店主の大井さんご夫妻、ラクダの板チョコを24等分に!切ってくださったスタッフTさん、本当に感謝です。またやらせていただこう。大井さんに言うと返事は「いつでもどうぞ」でした。本気にしました!
 ブックスキューブリック http://www.bookskubrick.jp/
 アルナスマ http://alnassma.jp/