東北銘菓フェス2012

　歩いて東京・谷中へ。あっつー。大行寺で開かれた「一箱本送り隊presents 岩手・宮城・福島　東北銘菓フェス」に行きました。仙台にあるカフェ「火星の庭」でのご縁がきっかけで、足を運びました。宮城、岩手、福島の銘菓15種類から5種類を選び、お茶が2杯ついて1500円。広いお座敷に上がって品定めしました。宮城の白松がモナカ、福島の家伝ゆべしなど全国区のものもありましたが結構、通な品ぞろえがそそられます。
　真っ先に手にしたのがハクチョウ柄の「カスタードケーキ」です。谷中に多いカメラ女子ならまっしぐらだな…って恥ずかしながら私も私も。いかせんべい（岩手）、むぎせんべい（福島）、ゆべし（郡山）、麦つき節（岩手）とパッケージ買いが多いラインナップになりました。カスタードケーキは袋菓子とは思えぬ丁寧な味わい。スポンジの中のカスタードクリームには、ちゃんとヴァニラの粒ツブか。えらい。原材料名をみると「卵、牛乳、砂糖、小麦粉、米粉、バター、生クリーム、バニラビーンズ」。要冷蔵とはいえ添加物の表示はありません。でも賞味期限は5月4日、6日も先でした。すごい。
　でも相棒が選んだ「和糖どら焼」（造り菓子　竹芳）が、味わい一等賞かな。粒あんは岡山の小豆で、豆が崩れずふっくら炊けていて、むちゃくちゃ好み。5個ぐらい一気に食べる自信があります。
　出された気仙茶もお抹茶も、こういう大規模イベントとは思えぬ丁寧さ。おまけにお茶請けに東北流、てんこ盛りの漬物＆しそ巻プレートがやってきたではありませんか。手作りの銘菓パンフも楽しくて、またしても勉強になりました。
　一箱本送り隊　http://honokuri.exblog.jp/