なんばグランド花月、舞台裏に潜入
「吉本興業からスカウトされたらどうしますか」。ラジオに出ると伝えたら東京のライター・ユミさんから開口一番、問われました。5秒ほど沈黙した後、思いました。何用でスカウトされるんじゃー。とはいえ盛り上がりました。「オスカーかバーニングか劇団わかどり(ってそんなのないだろう)のオファーと迷っていると言おう」「ユミさん、ジャーマネに指名しますから」。
残念ながらというかオファーはありませんでした。当たり前じゃー。レレレ?もう始まった?終わった?と、レレレのおじさん状態なまま、ラジオ収録を終えるようじゃあね。でも吉本新喜劇の末成由美さんたちに「またぜひ出演してください」と言われ、本気にする私です。ちなみに元・吉本興業社員T子さんに訊きました。よしもと所属の芸人さんって、何人ぐらいいるんですか。「スケジュール管理をしているのが200〜300人、自称まで入れると千人単位でしょうね」。プププ、自称込みってのがいいなぁ。
由美さんは番組収録後、おしゃれなベレー帽をかぶるやいなや付き人さんを伴い、あっというまに「なんばグランド花月」へ。はやっ。
私はT子さんに「よしもと界わい」を案内してもらいました。まずは花月へ。きれいに改装されたばかりだそう。確かにピカピカになっていました。中に入るのは7、8年ぶりです。
役得で2階の舞台そでに潜入させてもらいました。ええんかいな。ちょうど「よしもと新喜劇」の真っ最中でした。あれ、由美さん。大きなカツラ姿で出番を待っていました。わぉ、先ほどはどうも。
調子に乗って3階にある楽屋にも押しかけました。まったく芸能情報にうとい私でも分かる大物芸人さんたちが何気にいて、たばこをくゆらせているのが新喜劇の舞台と変わらず、ここも昭和なまんまだな。