帰国しました

　デリー発19：35のJAL740便で2日早朝、成田に着きました。デリー空港の滑走路に向かう機内アナウンスが開口一番、こう言いました。「おかえりなさいませ…」。ううっ、泣かせるなあ。最新鋭機で座席も広いのか、7時間20分のフライトがとても短く感じました。
　wifiレンタルを郵便局で受け取ってから2歳3カ月の丁稚ケイを千葉・市原でカフェを営む親類・Ｔ子さんに預け、私は都内へ出発です。雨の合羽橋で道具を仕入れ、溜池山王で20年ぶりに同期の記者と再会、昼には四ツ谷で新刊の打ち合わせへ。夕方にはさらに念のため、新宿の東急ハンズを攻めてから羽田空港へ滑り込みました。お兄ちゃんに抱っこされたケイを出発ロビーで引き取りました。本当にありがたくて泣けました。19:40発の岡山便で実家へ。叔母の運転する車で実家に22:00、たどり着きました。不慣れな道を運転してもらい、本当に助かりました。
　時差が3時間半あるせいか、ちっとも疲れていないのか、ケイが寝たのは午前1時前でした。不死身やなー。ようやく父と母、2つの位牌が並ぶ仏壇に向かいました。ああ、そうだった。まだ慣れません。ずっと、ひとつだったのになあ。2人で見守っていて。
　写真は成田空港第2ターミナル到着ロビーにあるスターバックスで、朝食として機内で出されたおむすびにかぶりつく丁稚です。インドでも毎日、食べているご飯ですが、日本で食べるとまた格別だわ。いちいちニクイなぁ、ＪＡＬ。