福島第一原発の元・警戒区域へ

午前8時、大井町の宿を出てスーツケースを転がし、雨の渋谷へ。ゴントラン・シェリエ東京でタワーのようにそびえるモンブラン300円、クロワッサン、ミルククリーム入りパンも。朝から何個食べてんねん。
東京駅から東北新幹線で1時間19分、福島・郡山駅に着きました。大阪にいた13年前、職場が一緒だった盟友4人と久々に旅行です。もう一緒にずっと、香港や台湾を旅していますが、今回は福島に。
午後1時半、 郡山駅でレンタカーを借りました。何はさておき、事故のあった東京電力福島第一原発近くまで、行けるところまで行こう。2時間ほどで警戒区域だった富岡町へ。除染のため伐られたと思われる木々がそこいらじゅうに積んでありました。サクラでしょうか。春になれば子どもたちが満開の花の下を歩いていたのだろうな。原発立地の恩恵だった立派な図書館の天井は剥げ落ちています。ひとの営みが消えるとは、こういうことなんだな。ゴーストタウンとなってしまった町を少し歩きました。こんなに、東京からすぐなのに。
宿泊は磐梯熱海温泉です。福島放送の笠置わか菜アナウンサーが仕事後、訪ねてくれました。うれし過ぎます。温泉に感涙し、4人で午前3時までしゃべり倒しました。