パリの料理教室〜アトリエ•ギーマルタン

6月に敢行したパリ取材の備忘録です。ミシュラン三ツ星のギー・マルタン氏の名を冠した料理教室へは2回参加しました。初回のお題は「私のピクニック〜テリーヌとケーク」で「サーモンとナスのテリーヌ」「ココナッツとマンゴー、フェンネル風味のケーク」とありました。パリ市に勤めていたというムッシュとその妻が10回以上来ているという常連さんでした。もう1人はアイスランド女性で、14歳の娘とパリ旅行中と話していました。娘はほおっておいてでも1人で来るってところが素敵だわ。
のっけからシェフを差し置いてムッシュが仕切りまくりです。ココナッツケーキに入れるマンゴーを切りながら、端っこを勝手につまみ食いしていました。テリーヌのサーモンがたくさん余れば「食べよう」とムッシュがスプーンを人数分、回してくれたのでした。私も調子に乗って言いました。「いやスプーンじゃなくてフォークにしましょう!」。みんなでサーモンをホジホジ、わけわけです。日本じゃ考えられないっ。
シェフもワイルドでした。ケークはバターを練って砂糖、卵を入れ、ココナッツを入れると、ナマ生地に指を突っ込んでペロリッ。味見してオッケーとなったようで、用意してあった牛乳は入れずじまいになりました。すごい、ええんかいっ。大ざっぱ教の私も思わず弟子入りしたくなるテキトー(失礼)ぶりでしたが、オーブンで焼くとすばらしくきれいな割れ目がつき、完ぺきでした。ははー、恐れ入りましたー。
ペスト(ジェノベーゼ)はバジル、松の実、ニンニク、パルミジャーノを混ぜるふつうのタイプに加え、「きょう初めてやってみるんだけど、どうかな」と言いながら、ニュージーランド産のプチプチレモンとショウガを混ぜていました。それを千切りにした白菜に混ぜてサラダとしたのです。試食してみましたが、やっぱりショウガはいらないような…。アイスランド女性は言い放ちました。「ストレンジ」。静かに3回、繰り返したのでした。ひぃえええ、そんな本当のことをっ。
試食にはリスリングがふるまわれました。赤ワインも出てきましたが「魚には白でしょう!」とムッシュがきっぱり断っていました。はっきりしとるなー、皆の衆ー。
私は取材中だしよわっちいし、ワインは断ったのですが、ムッシュが「ボンプラ、ボンヴァン、セラフランス!(いい料理にいいワイン、それがフランスだよ)」と茶目っ気たっぷりにウインクするので、ついついグラスを差し出したのでした。ああ、やっぱりうまいー。

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パリの小さなキッチン

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パリのチョコレート レシピ帖

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