多田千香子 | Pen&Co.(ペンアンド)株式会社・代表取締役CEOのブログ

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午前4時の赤飯まんじゅう

出国前日、買い出し…と行きたかったのですが不発でした。ショッピングモール「ゆめタウン」内の紀伊國屋書店で目を離したスキに丁稚ケイが消えたのです。20分以上探しても見当たりません。泣き声も聞こえなかったので、連れ去られてはないと思うけれど…。エスカレーターが大好きなので、1階に降りたかも。そうなるとさすがに捜索範囲が広過ぎます。あきらめて館内放送してもらいました。「思った以上に遠くに行きますよ」と店員さんの言葉にもしや…と、反対側にある遊び場までダッシュしました。いたいた、太鼓ゲームの前に立ち、2本をバチを振り回している背中が。ククー。「オカーサン心配したよっ」と抱きしめると「だってあそびたかったんだもん」。もう、モールはアカンわー。
スイミングスクールに連れて行く途中、はためくのぼりに書かれた「赤飯まんじゅう」の文字が飛び込んできました。1日ショコラティエ@北九州イベントに来てくださったS子さんに教わったばかりだったのです。アンコの替わりに赤飯が入ったまんじゅうで、小倉名物と聞いていたのですが、久留米でもあるんだー。昔からあるらしい、味のある店に入りました。あったありました、赤飯まんじゅう、100円です。店番のおばあちゃんに「赤飯まんじゅう、この辺りでもあるんですね」というと、「京都のものです」と返ってきましたが…見たことないなあ。帰って調べるとおばあちゃんの言うとおり、京都でも売られていました。全国あちこちにあるようで、珍しくはないようですが初遭遇です。
午前4時、荷造りを終えたころいただきました。 ふかふかの甘いまんじゅう皮には栗の甘露煮がのっかって、中には赤飯が詰まっていました。いやー、おやつと食事の違いがあいまいというか。食事が甘い(煮物や寿司飯)ので、必ずしも甘くなくていいんだろうな。慣れないせいか不思議な味わいでした。
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パリのチョコレート レシピ帖

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パリの小さなキッチン

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