コルカタダービー弾丸観戦記<1>

 「日本人選手の応援に行きませんか?」。インド走友会の仲間コージローさんから呼びかけがあったのが先週金曜日の夕方でした。インドのプロサッカー・Iリーグの老舗クラブ・モフンバガンに所属する遊佐克美選手が、コルカタ・ダービー(相手もコルカタが地元のイースベンガルFC)に出場するというのです。えー、行きたいっ。縁あって4カ月ほど前、遊佐選手がグルガオンの拙宅に遊びに来てくれたのでした。観戦したいとチャンスをうかがっていたのですが、ついに。試合は私の一時帰国中にある予定だったのが突然、17日に延期になったのもラッキーでした。サッカーの神様が行けと言っているに違いないー。3歳8か月の丁稚ケイに「ほんまもん」を見せたいとの思いもありました。すぐインドのLCCインディゴのフライトを調べました。空きがあります。丁稚ケイとあわせて2人分で31202ルピー(6万2千円)は全然、LCC価格じゃないですが直前ですし、仕方ない。よし、ゴー、だ。ホテルもおさえたのは14日、1日ショコラティエ@インドの準備の真っただ中でした。そして3日後、デリーからコルカタに飛んだのです。インドに住んで1年9カ月になってようやく、ほぼ初の国内旅行です。いや、だって、旅行者時代にあちこち行っちゃってるので…と、訊かれてもいませんが道祖神に言い訳です。
 遊び心のある航空会社・インディゴに乗るのも4年ぶりでしょうか、ワクワクです。前はCAが全員、ボブヘアーでしたが今回は全員、おだんごヘアでした。タラップは階段ではなく、スロープになっていて楽しい。藍色の手すりには「Stairway to 35000ft(3500フィートへの階段)」と書かれてあって、くすっ。こういうコワザが効いているんだよねえ〜。レッド・ツェッペリンの名曲を思い出しました。15:30、デリー発コルカタ行は満席でした。中途半端な時間ですがインドのみなさま、有料の機内食をよく召し上がっておられます。日清カップヌードルの香りで機内が満たされます。走り回る丁稚ケイは何度も姿が消えました。通路側の人がほっぺをナデナデするぐらいは序の口で、窓側の席の人が勝手に抱っこしてひざに乗っけていたのでした。本当にコドモ好きなので気がラクです。
 コルカタ空港に着いたのはもう暗闇、18時ごろでした。さすが東、日暮れがデリーより早いなあ。そして、あ、あったかーい。夜は冷えるかな、と思ったのですがデリーより暖かいようで、観戦にはちょうどよさそうです。遊佐選手のドライバーが迎えに来てくれました。空港から試合のあるソルトレーク競技場まで30分です。12万人収容のスタジアムというのは世界2位の規模だそうで、8万人ぐらいは入るそうです。8万人のインド人とサッカーを観る、ってすごいなあ。旅の友コージローさん、カトちゃんと車窓を眺めます。人がわらわらわらー、どこにでもいるのはインドだな。8万人がどうやって競技場にやってくるんだろう。「トラックの荷台に盛られて(?)来るそうですよ」。そう言っていたら、「人で山盛りトラック」が「モフン!バガン!」と騒ぎながら通り過ぎていきます。おお、ワクワクしてきました。

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パリの小さなキッチン

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