お月さま、おひさま、お星さま、雲さま?

 デリーまで出かけて渋滞に巻き込まれ、4歳の丁稚ケイをプレスクールに迎えに行くのが遅くなりました。ルールでは原則的には午後6時半、延長して午後7時まで、私が着いたのは午後6時55分ごろ、ギリギリセーフです。デイケア(保育園)の部屋をのぞき込むと、マム(保育士)とケイが2人でキャッキャッと遊んでいてホッ。「遅くなる」と電話はしておいたものの、いろんな意味で罪悪感のカタマリになっていた手抜き母を待っていたのはオコゴトではなく、笑顔での「ノープロブレム」のみでした。東京ではこうはいきません。本当におおらかで、いいなあ、と思うのです。こういうことに救われるから、インドで生きていける。
 帰りがけに空をみていたら、ケイが「あ、おつきさま、出ている」と言いだしました。「おひさまはあっち」「お星さまも出ている」に続いて「お雲さま、もあるよ」。あ、雲さまとは言わんね、と指摘すると「なんでー」。なんでだろうねえ。お雨さま、とも言わないけれど、雷さま、とは言うねえ。いにしえの日本人の宇宙観がみえるようです。
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