ザ・グレート・デリー・ハーフマラソン

　グルガオンの自宅を午前4時半、出発してインディラ・ガンディー国際空港近くの街ドワーカへ。「グレート」を名乗るわりには小さなラン大会にインド走友会の仲間5人で参加しました。参加費６００Rs（1200円）。ハーフ（21ｋｍ）は午前5時30分、暗やみのなかインド人が3人集まりゃ…のお約束、押し合いへしあいスタートです。それでいてすぐ歩き出す人がいるのがインドなんだなあ。
　私は11月15日の神戸マラソン、仲間4人は11月29日のデリーハーフ（こちらは参加3万人ともいわれるビッグイベント）に向けての調整ランです。でも前夜…というか7時間前まで、送別会でしこたま食べて飲んだので、か、体が重いうえに、お腹が何だか微妙です。もちろん仮設トイレなんてないだろうし…。心配になるとますます気になり走るどころではありません。４ｋｍほど走ったころ、私は重大決断を迫られました。もうすぐ日の出になります。「いざ草むら」ならば夜明け前の暗いうちにしておかないと。ランスカにしなかった（ランタイツに短パン姿だった）ことを悔やんだのですが仕方ない。
　１０．５ｋｍを過ぎて折り返しました。参加者がすれ違うたび親指を立ててニコッ、「Keep going!」と言ってくれる人も。たったそれだけのことですが元気をチャージできるんだな。景色はとりたてて面白くはなく、途中でインドサッカー協会本部が見えたり、飛行機が轟音を立てて飛んでいたりするぐらいでしたが、フラットで走りやすいコースでした。しかし１７ｋｍぐらいでノドがイガイガしはじめ、ゴホゴホッ。おお、さすが世界最悪の大気汚染都市だけあります…て感心している場合じゃない。仲間のひとりTさんはマスク姿で走っていましたが正しいかも。
　ともあれ2時間15分でゴールしました。靴下を脱ぐと、両足の親指の付け根に血マメが出来ていました。痛かったはずだー。シューズ選び、重大決断のためのロス時間など気付きが多くて実り多いランでした。メガネもしょっちゅう、ずれるから、神戸マラソンまでに直さないと。何よりもっと軽量化せんと…トホホ。
　完走のごほうびに完走証、インド国旗のリボンが巻かれたメダル、キングフィッシャーのミネラルウオーター、炭酸水にAmulの激甘サフラン入り乳飲料、Parleのビスケットにマフィン、バナナを受け取りました。なかなか頑張っちょるなー。小粒ながらグレートな大会でした。

☆粉遊びの会＠マロンパイは19日現在、満席となっておりますが、キャンセルも出ますのでお問い合わせくださませ。詳しくはコチラ→http://d.hatena.ne.jp/oshirase/20151009
　☆１１月２１日（土）に岡山の「pieni..ecole＋cafe」、１１月２３日（祝）は大阪・なんばパークス産経学園でイベントを開きます。ぜひいらしてくださいませ。詳しくはコチラ→http://d.hatena.ne.jp/oshirase/