神戸マラソン反省記(上)スタート〜折り返し点

 15日の神戸マラソン当日、明石の幼なじみエミゴ宅で午前5時過ぎ、起きました。ほとんど眠れず午前2時ごろ、ランナー的マストとして買っておいたカステラを丸ごとほおばっていました。とはいえ朝、食べないとガス欠必至です。同じく出走する彼女の夫Mくんと、エミゴが握ってくれたおむすび3個をほおばりました。降水確率40%でしたが、もう大丈夫そうです。ポンチョも防水加工のキャップも置いていこう。そのかわり?に予想気温は22℃、暑そうだなあ。
4歳半の丁稚ケイは眠りこけたままです。もちろん起こさずエミゴに託しました。本当に助かります。神戸マラソンの託児サービスに申し込んでいましたが、グズグズザウルスを起こして抱えて連れて行って‥と、走る前から消耗したはずでした。
午前7時40分ごろJR三ノ宮駅に着き、構内のトイレへ。それさえもケイがいたらままならなかったなあ。エミゴのおかげとまた感謝です。すでに10人ほど並んでいましたが行って正解でした。スタート地点の仮設トイレは数十人待ちでしたから。とはいえもう1回、スタート直前に行っておきたかったのですが‥。
  神戸市役所前で午前9時、号砲です。わーい。走れる‥というより、1人になれた解放感かも。道連れは短パンのポケットに入れたブドウ糖タブレット40個(byザバス。袋なしでそのまま。袋を破る手間なしで補給できると思ったのですが、噛むのがつらかった。一長一短)と、エネルギージェル1本(20km,30kmで半分ずつ飲んだ。少しは効いた、かな)です。
 手には経口補水液OS-1を入れたペットボトル(インドのキングフィッシャーのに詰め直した。小ぶりでちょうどいいサイズ)です。給水が5キロまでなく、やはり暑かった昨年の大阪マラソンで干上がったので自給せねば。
三宮を過ぎて湊川神社、長田、須磨、垂水と通過しました。JRの在来線と追いかけっこです。おお、こんなところまで走ってるー。1キロ6分ペース、私としてはまあまあのペースです。
15キロぐらいで背中から「わあ、インドに走友会があるんですかー」との声が聞こえました。視覚障害があるランナーと伴走者でした。私のTシャツの背中にあしらわれた文字が目にとまったようで、質問攻めに。「暑そうですねえ」「何人ぐらいいるんですか」‥。こまごまと返事ができる余裕が、まだあってよかった。
最初のオアシスは折り返しの17キロ地点、明石海峡大橋あたりでした。エミゴがケイを連れて応援する、と言ってくれていたのです。「ぐるーっと、Uターンするあたりでなー」。見逃さないようずいぶん手前から沿道の人波に目を泳がせます。えーっと、えーっと…。探しても探しても見当たりません。目立つよう、ケイが描いた私の似顔絵に「Get to win!」と相方ユウサンに書いてもらった応援ボードをエミゴに託していました。見落とす訳ないけれど‥。
ああ、会えなかったんだ。20キロを過ぎて橋を上がるころ、ようやくあきらめました。ポキーッ。心が折れる音がしました。ああ、支えが消えたー。心と書いてアシと読む、そんな感じで見事に足も重くなりました。ええ、もう?なんで?まだハーフ前なのに、早すぎる。過去3回のレースでは体験したことのない痛みです。足が上がらない、って、このことかー。