欧州サッカークラブのスクール
丁稚ケイが東京にいたころ、歩いて1分の出版社・フレーベル館のアンパンマンショップでアンパンマンのボールを買ってやったのが、彼のサッカー人生の幕開け(大げさ)だった…と後々、言えるのでしょうか。ともかく歩き出してすぐの1歳のころから、公園での遊びといえば玉けりでした。バンコクや東京のキッザニアでも「サッカースタジアム」があって、プレーに時間を費やしました(ただしルールは分かっていないので味方のボールを奪ったり、ゴールキーパーを任せられたのはいいが横を通る消防車に気をとられて点を入れられたり)。
どこかチームに放り込んで子守りしてもらえ…いや練習させてもらえたらいいな、と思って探してみると、あるわあるわ。欧州の名門クラブが軒並み、インドでサッカーアカデミーを開校していました。仏リーグ・アンのパリ・サンジェルマン(PSG。デリー、グルガオン、バンガロールで7カ所)、英プレミアリーグのアーセナル(デリー圏だけでも5カ所)、マンチェスター・ユナイテッド(ムンバイ)、リバプール(プネ)、スペインのバルセロナ(デリーとグルガオン)…と、ミーハー魂をくすぐるクラブばかりです。もっと来ているんだろうな。それだけインドは有望な市場なのでしょう。何せ13億人だし、とんでもない才能のある子もいるだろうし。日本にもインテルやレアル・マドリードが進出しているようですが、日本じゃ決して通おうなんて思わないわ。
そんなわけでよりどりみどりですが、入校は5歳、6歳からが多く、4歳8カ月のケイは条件を満たしません。まぁインドのこと、カネさえ払えばその辺は柔軟だし…とダメ元でメールを何校かに送りました。ナシのつぶてで忘れていましたがひょっこり、PSGから返事が来たのです。一番近いし、こりゃいいや。さっそく見学に行くと、さっそくそのままチームの練習にまぜてもらえました。コーチはイタリア人で、プロ経験はないがコーチの国際ライセンス所持者で、PSGの前はACミランのスクールで教えていたそうです。ひー、かっこえー。
ケイも楽しかったようで、もう終わっちゃうの、もっとしたいというのを引き連れて帰宅しました。じゃあやらせてみよっかー。日本じゃありえないし。週3回、75分ずつの練習が12週間で1セッション19000Rs(3.8万円)です。てことは単純計算で1回1000円、日本的に考えるとお手ごろです。グルガオンのモールのスケート場よりよほど安いわ。何せパリサンジェルマンだし(ミーハー)。が、がんばってやー。
パリ・サンジェルマン→http://psgfootballacademy.in/
アーセナルFC→http://iotarsenalsoccerschools.com/
FCバルセロナ→http://fcbescola.fcbarcelona.com/india/
☆2月の粉遊びの会は4日現在、8日の「贈るショコラ」のクラスに1席、キャンセルが出ました。どうぞいらしてくださいませ。詳しくはコチラ→http://d.hatena.ne.jp/oshirase/
- 作者: 多田千香子
- 出版社/メーカー: 風鳴舎
- 発売日: 2013/12/24
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