多田千香子 | Pen&Co.(ペンアンド)株式会社・代表取締役CEOのブログ

「ペンで、心を動かす」Pen&Co.株式会社:https://pen-and.co.jp

インドで学校選び(上)

いま4歳8カ月の丁稚ケイがインドに来たのは1歳10カ月でした。すぐ私がパリに取材に行くこともあり、大急ぎで預け先を探しました。いちおう何校か見学しましたが、ピンときて決めたのがもう帰国したMさんが教えてくれ、いまも通っている「Ida preschool」です。アースカラーの校舎はらせんスロープを登り降りするようになって楽しいし、広い庭も好印象でした。手作りランチもおいしいし、マァム(先生)もディディ(ヘルパーの女の子)もバイヤー(門番)もみんな、いつもやわらかな笑顔で迎えてくれます。
 インターナショナルスクールというわけではなく、派手な宣伝をするわけでもなく、道案内の看板さえない、つつましやかなローカルのスクールです。午前8時50分に連れて行き、ピックアップ日によってまちまちですが、午後6時ぐらいまでに迎えに行きます。私がいろいろと動けるのはIdaのおかげです。本当に助けられています。
ただ3年近く通い、ケイより大きい子は数えられるぐらいになりました。ビッグスクールという言い方をするようですが、インドでは日本で言う幼稚園から高校までの一貫校が多く、そこに通い始めるのでしょう。Idaは幼稚園のみ、そろそろ次を考えないといけないようです。ケイはいま日本でいうと年少さんですが、日本人学校以外ならば、小学校は半年、早くスタートするらしい(それも学校によりまちまちらしい)ですし。
 私自身、保育園から大学まで「オール地元の公立」で過ごしたクチですし、ケイだって日本にいればそのまま地元の公立小学校に行ったでしょうがここは異国、いろいろ考えないといけないんだなあ(←まだ消極的)。おもに日本語で生きるのか、英語で生きるのか、そこからか。どっちでもいいけれど、中途半端なのがイチバン困ります。私は困りはしませんが、ケイの父母はともにすでに高齢(40代と50代)で、まともに付き合える時間はどう考えても20代、30代の両親を持つ子より限られています。1人で生きていかねばなりません。となると…。

パリの晴れごはん (パリ レシピシリーズ)

パリの晴れごはん (パリ レシピシリーズ)