インドで学校選び(下)

 4歳8カ月になる丁稚ケイの「次」の学校候補として、デリーにあるザ・ブリティッシュ・スクールにウェイティング登録したのは11月初旬、一時帰国する前でした。音沙汰がなく年が明け、1月下旬になって「まだ待つつもりがある?それともウェイティングをやめる?」といった意思確認のメールが来ました。待つなら書類(在籍校の成績表、在籍校から推薦状、所定の書式による健康診断書)を10日以内に出すように、とのことです。ひえー。ちょうど連日レッスンをしていて日中、なかなか体が空きません。Fortis病院に健康診断に連れて行き、目と耳の検査をし、書類に書いてもらい、ハンコと医師のサインをもらいました。しめて2000Rs(4000円)でした。予防接種歴やアレルギーなどは私が書くしかないので、久々に母子手帳を引っ張り出しました。どうでもいいけれど受診歴は平成じゃなくて西暦で書いてほしいものです。
 在籍しているIda Preschoolにもプリントアウトした書類を渡し、推薦状を書いてもらうよう頼みました。インド的にいつになるかなあ、すぐしてくれるかなあ、と心配しましたが、4日ほどで担任の先生が「ケイは行動的で大胆(active and confident)な子どもです」と、盛りまくり…いやいや、ともかく推薦状を手書きしてくれました。ありがたい。書類はPDFにしてメール添付でよかったのも助かりました。
 書類を出して10日後、「重要な連絡」とのメールが届きました。どうやら「ブリティッシュスクールに入れてやるから金よこせ」という輩がいるのでご注意を、とのことでした。「選考は公正かつ透明性を持って行われ、明記されている以外のいかなる金銭授受は発生しません」。それだけ希望者が多い、ってことなんだろうか。
 その注意喚起メールが届いて2日後、「アセスメントへの招待」が来ました。アセスメント…という単語を聞くと、環境、とつけたくなるドメドメ日本人ですが、どうやら人物評価というか査定というか、ともかく試験らしきものがあるようです。何もしとらんでー。大丈夫かいな。
 指定されたのは8日後の土曜日でした。すでにレッスンを予定していて私は無理です。土曜日も仕事していたり、出張でいなかったりが多い相方ユウサンにこの日だけは死守するよう頼みました。それぐらいしてやー。
 ケイには超・付け焼刃で「お受験対策」です。とりあえず「アイム・ケイ」ぐらい言ってよね。いまは日本語で「名前は?」と訊かれると、もじもじして「ケイクンです」と答えるのがせいぜいですから。その、クン、とってやー。送り迎えの車中で思いつきに練習させ、当日を迎えました。いちおうスーツ姿のユウサン、いちおうポロシャツ姿のケイを見送りました。頑張ってやー。
 

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