多田千香子 | Pen&Co.(ペンアンド)株式会社・代表取締役CEOのブログ

「ペンで、心を動かす」Pen&Co.株式会社:https://pen-and.co.jp

アメリカン・エンバシー・スクールのサマー・プログラム終了

 5歳になった丁稚ケイが通っていたアメリカン・エンバシー・スクール(AES)のサマープログラムが1日、全日程を終えました。8:30〜11:40の1日3時間×2週間の2セッションで合計4週間、休まず元気に通えてホッ。
 いつもはさっさとAESをあとにして自宅に戻るか、デリー市内で用事を済ませるかしているのですが、最終日ぐらいは参観してみようと思い、教室へ。よく考えたら授業参観するのって初めてかも。
 1限目のタブラ(インドの太鼓)のクラスは男子ばかり7人で、最初こそタブラをたたいていたものの、何人かはおもちゃの奪い合いに。ケイも「I want to play!」と叫びつつ突進、あっさり負けて数人に囲まれてしまいました。単語を並べるだけだったのが、いつのまにかセンテンスで話すようになっていたんだな。「Kei is stupid!」「Kei is stupid!」。しかし、ネイティヴの子からするとたいしてしゃべれないケイに容赦なく、からかいの言葉のつぶてです。どこの国でも一緒なんやなあ。アホと連呼されたケイは机の下に隠れ、ひざを抱えて泣き出してしまいました。担任の先生がずっと、出てくるようやさしく説得してくれていましたが、ナニヤラごにょごにょ、自己主張しています。あちゃー、みちゃおれんと教室を出ましたが、出てきたケイはケロッとして、ケンカした友達と肩に手を置いて列をつくるインド式整列でキャッコラキャッコラ、じゃれあう子犬みたいになって更衣室に向かっていました。何じゃそりゃ。
 2限目の水泳はケイがいじめっ子でした。金髪の女の子が持っていたおもちゃを奪ってしまったのです。あちゃー、観ちゃおれん。彼女は泣きじゃくり、「ケイがやった」と知らん顔して泳いでいるケイを指さします。「ソーリー」。ケイはあさっての方角を向いて、まったく棒読みでいいました。けっ、我が豚児ながら、ものすっごいヤなやつー。女の子は2度とプールに入ろうとしませんでした。いろんな意味で「観ちゃおれん」と、何度もつぶやいたのでした。3限目はもう外に出て、ケータイで不動産探しをしていました。
 授業後はお約束、入口の手前にある売店で袋入りドーナッツ、240Rs(400円)を3袋、買い納めです。いやー、4週間で何袋、買ったかなあ。もちろんインドらしく質・量ともにムラがある(10〜12個入り)のですが朝、売店に並んだところをすぐ買って(何せ日中40℃、売店はもちろんエアコンなし)速攻でほおばっていました。アタリだと口あたりがホワッとして、フツーにおいしい。もはや「アタリ」のドーナツを見分けられるようにまでになりました…って、ハハの成長はそれぐらい、しかも何の役にも立ちませんが。それでもケイの姿に思いました。私もひるまず臆せず、体当たりしよう。なかなかいい時間でした。
 
☆粉遊びの会@6月&7月は「ミルクレープ&丸ごと桃の紅茶」です。7月7日、8日、12日、15日、16日(男子部)に空きがございますので、ぜひいらしてくださいませ。詳しくはコチラ→http://d.hatena.ne.jp/oshirase/