バンガロールのコーヒー焙煎家を訪ねて

 コーヒー農園から車で5時間、バンガロール市内に戻りました。会いたい人がいたのです。「自家焙煎ジェイスワル珈琲(JAISWAL COFFEE ROASTER)」を営むケイコさんです。Googleマップも筆の誤り、狭い道を行ったり来たり…。そのたびに渋滞に巻き込まれます。この街も、車地獄だなあ。
 ようやく路地裏の店にたどり着いたころ、午後1時半を回っていました。「すみません、こんなところまで」。ものすごく恐縮してケイコさんは言いました。とんでもない、押しかけたのはこちらのほうなのに。小さな看板が控えめに掲げられた店は4畳半ほどでしょうか、焙煎機と小さな棚があるだけです。ケイコさんとバラナシ出身のパートナー、3歳のお嬢さんが迎えてくれました。
 まずは焙煎をみせてもらいました。赤いインド製の焙煎機で1回につき2kg、煎るそうです。扱うのはアラビカとモンスーン・マラバールの2種類のみで、ラベルなども試行錯誤しているとか。その場でコーヒーを煎れてもらいました。「ああ、おいしい」「飲みたかったね、こういうの」。小さな店で4人がくっついて、口々に言い合います。しみじみ、じんわり。ほっとしました。心映えのするおいしさでした。
 煎りたての1.6kgは4人で買い占めました。飛行機の時間が迫るのですが、少しでも話したい。バンガロールでケータリング「InBento」をプロデュースするタカコさんが教えてくれたカフェに転戦することにしました。
 JAISWAL COFFEE ROASTER https://jaiswalcoffee.com/

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