多田千香子 | Pen&Co.(ペンアンド)株式会社・代表取締役CEOのブログ

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インド走友会ポンディシェリ合宿〜世界遺産マハーバリプラムを走る〜

 落っこちそうで止まっている巨岩「クリシュナのバターボール」を横目に見ながら午前7時ごろ、走り出しました。南インドのチェンナイ・ランニング・クラブ(CMC)とデリー圏に住む私たちインド走友会のランナー30人、どこか中学校の部活ノリです。ランのいいところは一緒に話しながら走れるところだなあ。「ここ、曲がるんですか」「いや私もチェンナイに2週間前、来たばかりで…」などと話しつつ、3キロほど走ったところで「給水所」がありました。CMCの方が用意してくださったポカリスエット、塩あめです。紙コップでごくごく飲みほしました。よく冷えていて泣けます。今回の旅で一番、おいしいと思ったかも。どこに行ってもぬるかったので。息を吹き返しました。
 それにしても暑い。気温34度はデリーよりマシですが、湿度が高くて日本みたいです。ヤギが横切る道を一直線です。鉄格子の門が見えてきました。「あの先、原発なんですよ」。CMCの方が言いました。へえ、そうなんだ。
 また「給ポカリ所」に戻り、いよいよ世界遺産マハーバリプラムの周辺です。もう家族連れがわさわさいました。7〜8世紀に造られた石の寺院群のすぐそば、参道を走ります。やはり石の彫刻店が多いなあ。こんなところを走るなんて、デリーでは考えられません。すばらしい。
 1周7キロを走り、2周目へ。原発ロードですれ違ったマッチャンが言いました。「限界ですっ」。そうか、みんなきついんだ。そう思うとホッとして、エンジンがかかりました。最後はCMC会長のOさんが伴走してくれました。合計14キロ、びりっけつでゴールしました。やったー。