パリに戻りました。天気予報どおり、アラ、涼しいではないですか。ホッ。にぎわうカンヌとは反対に、ガラーンとした通り。スーパー・モノプリで在庫一掃なのか、ネッスルのFIFA公認シリアルを安売りしていました。W杯オフィシャルマークがこれみよがしに光り…

10日間ほど滞在したカンヌにさようなら。行きのTGVでも進行方向右側の席で、車窓を染めるアジュール（紺碧）の海に息をのんだっけ。帰りも運よく海側の席。やっぱり美しい。景色にまどろみながら帰りました。世界中の金持ちを魅了するだけあるわ。

カンヌ近くの美食村・ムージャンのレストラン「ラマンディエ・ドゥ・ムージャン（L'Amandier de Mougins）」での締めくくりは、リンゴのタルトにヴァニラアイス添え。南仏らしいデザートを期待していたのですが、どこのレストランもクレームブリュレとかばか…

南仏名物・タプナードは黒オリーブにアンチョビ、ケイパーを細かくした保存食です。パンや野菜に乗っけたり、お肉に添えたり、なんでも一緒に。結構しょっぱい。九州の柚子コショウみたいだなぁ。ムージャンで訪れたレストラン「ラマンディエ（L'Amandier=ア…

カンヌからバスで３０分、美食と芸術の村として知られるムージャン（Mougins）へ。ピカソ、コクトー、ディオールらにも愛された、山の中の丘にある小さなかわいい村です。グルグルとカタツムリ状に巡った通り沿いに、レストランと画廊がたくさん。画廊と星つ…

タルト・トロペジェンヌは、高級リゾートのサン・トロペの名物です。ポーランド出身の菓子職人・ミカさんの「ラ・タルト・トロペジェンヌ」が本家。サイトの説明によると１９５５年、ミカさんのママのおやつだったこのタルトを、撮影に来た女優ブリジット・…

７月末から８月にかけて毎週末、カンヌ湾に打ちあがる花火。欧州各国の花火師が週替わりやってきて、美しさを競い合うのだとか。先週はイタリアチームの花火でした。プライベートビーチで椅子を１０ユーロ（１５００円）で借りて、待つこと２時間。ＢＧＭと…

香水の街グラスの店先も、ちょっと洗練されている感じ。この暑さのせいか元々か、店の人はあんまり売る気がなさげのですけれど。軒先のポプリを失敬しても、だーれも気付きそうにないのです。いや、そんなことしてませんが。にしても、アラブ系の人が多いの…

プロヴァンスを訪ねた５月、オリーブのおいしさに開眼しました。オリーブ専門店の壷いっぱいに盛られた黒や緑の実。パリで食べるより、特産だけあってフルーティ、やめられません。買おうと思いつつ、荷物になるとやめたオリーブ皿。種入れと楊枝入れの小さ…

カンヌからバスで４０分、世界１の香水産地・グラスへ。香水など生まれてこのかた一度もつけたことはありませんが、せっけんと香水の香りに酔いつつ、街歩きです。山あいに赤茶色の家々が張り付いて、迷路のよう。海辺よりさらに涼しい気がしました。香水の…

パリ・リヨン駅から出発、マルセイユで乗り換えてTGVで５時間、南仏・カンヌにやってきました。フランス国鉄のサイトで予約して、６４ユーロ（９３００円）と、時間はかかりますが安い安い。まばゆい紺碧の海、これでもかー、と降り注ぐ光。はぁ、とため息。…

仏中西部で死者も出る暑さ、出歩くだけで汗グッタリ、消耗します。リュクサンブール公園近く、評価の高いチョコレート店クリスチャン・コンスタンへ。アイスが２盛り５ユーロ（750円）と、まぁ、いいお値段。チョコ屋ということでプラリネ（アメがけヘーゼル…

パリは連日、36度。ボルドーあたりは４０度と天気予報は言っています。日暮れも遅いから本当に１日中、暑い暑い。必然的に、１日１アイスです。エッフェル塔の眺めがいいトロカデロ広場に面したカフェで頼んだイチゴ・メルバ。イチゴとイチゴ・アイスにクリ…

2006年パリ最優秀ビストロ・「La ferrandaise（ラ・フェランデーズ）」へ。電話したのは行く直前でしたが、席があってホッ。土曜限定の３８ユーロ（５５００円）のアレコレ少しずつ、７皿のお楽しみコースを選びました。前菜２種、スープはヒメジののっかっ…

近所の菓子店ピエール・エルメでショーケースに並んでいたマカロン全種類、一つずつ買いました。最前列左からミカンとバラ、グレープフルーツ、２列目左からピスタチオとサクランボ、オリーブ油とヴァニラ、塩キャラメル。３列目左からチョコとキャラメル、…