多田千香子 | Pen&Co.(ペンアンド)株式会社・代表取締役CEOのブログ

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2010-05-01から1ヶ月間の記事一覧

pieni..ecole+cafe@岡山

4月7日〜5月7日の欧州おやつ修行の成果を披露しようと瀬戸内行脚。岡山の「pieni..ecole+cafe」では2日にわたって3回、開かせていただきました。フランス編、イタリア編、北欧編です。とはいえもれなくパリ・マラソンの話はついてくるのでした。3回も…

朝マカロンで即興ポエム

仏ピレネー地方の民宿では、午後2時半から午後7時半までえんえん5時間!料理教室でした。宿のマダムはパリと地方を行ったり来たりしているようです、マカロンは「(三ツ星シェフの)アランデュカスのやり方でやるわよ!とのこと。アーモンドパウダーと粉砂糖…

ひなどりのロティ

ピレネーでも民宿に泊まり、料理教室をしてもらいました。ランチは村の中心部にある「オテル・ド・フランス(hotel de France)」で。「ロジ(Logis)」という宿泊施設付きレストランが登録された連盟があって、「かまど」の数でグレードを示しています。た…

芸術家の宿

仏バスク地方、ビアリッツの民宿「アリマ」は人気があって満室でした。「私たちの宿より本当はもっと値段が張るのだけれど、同じ額で」と案内されたのが、彼らの友人が営む宿「Nere chocoa」です。ご主人は芸術家で、腕に刺青が・・。「アリマ」とは対照的に…

バスクに沈む夕日

仏バスク地方の民宿「アリマ・ビアリッツ」を営むアニーは夕食前、夕日の名所に連れて行ってくれました。長いカウンターが高台にあって、見晴らしは最高。地元の弱発泡酒チャコリとタパスで乾杯です。たくさんの人が集まってきて、グラスを傾けていました。 …

民宿アリマ

南仏ビアリッツの中心部から2キロの住宅街にある民宿「アリマ」は、アニー50歳、マルク56歳のカップルが営んでいます。もうそれぞれに孫がいるときいて仰天。人生早送りやなー。アニーのお母さんはスペイン人だそう。笑顔が最高にやさしくて、いっぺんに好き…

老舗のサロン・ド・テで

高級保養地ビアリッツで、広い広い大西洋を前に叫びます。「海が好きだー!」。お約束の砂浜ダッシュも欠かせません。瀬戸内育ち、やっぱり水辺は安心します。永遠の?旅の友R子さんたちと言い合いました。「時間が足らないねー」。すぐそばのスペイン側にも…

バイヨンヌの「泡ショコラ」

仏ピレネーのふもとの民宿から早朝、タクシーで仏国鉄タルブ(Tarbes)駅へ。7:46発Tarbes→10:29着バイヨンヌ(Baynonne)のはず、でした。ホームを探そうと掲示板を見ますが、どこにも列車名がありません。え?ひょっとしてバスだった?列車ではなくバス運…

「タパスの王様」の食卓

民宿「Arima Biarritz(アリマ・ビアリッツ)の主人マルクは「タパスの王様」。旅行雑誌に見出しが躍っていました。「シャンブルドット(民宿)の朝食コンクール」で3位をとった記事でした。 おおー、かっこいい。お宅もそうですが、お皿も知り合いの陶芸家…

バスクのピリ辛そぼろ

南仏バスク地方を旅して覚えた新しい味が「アチョア」です。建築家のご主人と、介護福祉士のような仕事をする素敵な夫婦が営む民宿「Arima Biarritz(アリマ・ビアリッツ)」での夕食で出されました。アチョア(Axoa)とはバスク語で、「細かく刻んだもの」…

食の実習室・1日バスク食堂

5月にアトリエで開いた「食の実習室」や「1日バスク食堂」では、手作りガトー・バスクを召し上がっていただきました。レシピは2年前、パリ近郊にあるアラン・デュカスの料理学校で習ったものです。アーモンド粉入りの生地にカスタードクリームを詰めて焼き、…

ガトー・バスク考

パリ・マラソンを走った翌日から火山灰が降り出す前日まで、旅していたのがフランス・バスク地方でした。バスクといえば、ガトー・バスク。中心都市バイヨンヌ、高級リゾート地ビアリッツとガトー・バスクを食べ歩いた結果、旅の友にして製菓衛生師のR子さん…

松屋長崎のカステイラ

京都御苑をジョギング帰り、いつ通りかかっても「本日の営業は終了しました」の札がかかっていて、一度も開いているいるのをみたことがありません。よほどのツテがないと手に入れられない、幻のカステイラとして知られる松屋長崎です。どんな味なんだろうと…

幻チーズ農協

北イタリアのカステルマニョで落ち武者トラットリアを出て向かったのは、チーズ熟成組合「La Poiana」です。カステルマニョの18農家から乳を集め、チーズを作っているといいます。案内されたのは大きな熟成室。天井までびっしりチーズ、チーズ、チーズ!壮観…

ピエモンテ、食の宝探し(下)〜落ち武者のチーズ料理と幻チョコ

5月31日更新のasahi.comコラム「論より、おやつ。」ではチーズをはぐくむ山里とトリノのチョコレート職人を訪ねた話を書きました。山道をズンズン進んでいきながら、欧州の深いところに来たなーと実感。ポツンとたたずむ人口数百人(推定)の村にも食堂はち…