学芸会で革命を叫ぶ
4歳の丁稚ケイが通うローカルの幼保園(プレスクール)は22日、参観日でした。リュックに入れっぱなしにしている連絡帳に、「22日のショータイムには、ケイに<バガット・シン=Bhagat Singh=>の格好をさせて来て」と書かれてあったのに気付いたのは前夜でした。だれじゃ、それ。携帯で調べると「インド独立運動の闘士」「24歳で刑死した若き革命家」で、帽子にチョビひげ姿の青年の画像が現れました。何ともはや4歳児に…という疑問はあれど、手抜き母の得意技・必殺その場しのぎ、とりあえず格好をさせとこか。ですが、もう前夜、時すでに遅し、です。ヒゲだけでもマジックで描くか。
インド走友会のメッセージリストでSOSを出し、副会長Sさんに帽子を貸してもらえました。私はレッスンがあって参観できず、相方ユウサンに丸投げです。
レッスンが終わってからユウサン撮影の動画をみました。ケイは先生からマイクを差し出され、下を向いていましたが促されて「いんからーじんだーばー!」と2度、叫びました。もう1度、言わせようとした先生を振り切り、勝手に「さんきゅ」と言って走り去ったのでした。何て言ったんだろう。本人に訊いても「わかんない」とのことで、ラチがあきません。
日曜日、うちにやってきたインド人に訊いたところ、「インケラーブ・ジンダーバード」で、ウルドゥー語なのだとか。革命万歳といった意味らしいとようやく、分かりました。ハト派(ホントか)としては、いろいろ思うところはありますが、ヒーロー劇なのに最後に「さんきゅ」は…ないよねえ。
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