福岡・久留米の「KURUME・ジェラート」を好きな理由
久しぶりに福岡・久留米のジェラート店「KURUME・ジェラート」を訪ねました。今年で13年目になるのだとか。コロナ禍もあって土日祝だけのオープン(平日は持ち帰りのカップのみ販売)になり、足が遠のいていました。
久留米で働く姉に教わったのは開店まもない、2010年ごろだと思います。当初から愛してやまないジェラート屋さんです。
いまは亡き母も好きでした。闘病中の彼女に買おうとケースの前で「えーと、あまおうミルク、抹茶…どれがええ?」などとフレーバーを実況したこともありました。
亡くなる日の朝「アイスクリームなら、入るかなあ」と言われ一瞬、KURUMEジェラートを食べて欲しい!と脳裏をよぎりました。もちろんそんな猶予はなく、慌てて大学病院のコンビニで買ったハーゲンダッツのヴァニラ・アイスが、母が最期に食べたものになりました。私もlast supper はジェラートか、アイスクリームがいい。
KURUMEジェラートを大好きなのは、ていねいで、心映えのする味わいだから。いつも店主のS子さんが、どんなに忙しくても玄関口まで見送ってくれるから。
好きすぎて、インドから一時帰国中に働かせてもらったこともありました。
福岡・天神に戻り、通りがかったので期日前投票もサクッと終えました。新年度、前だけ向いてkeep on running してまいります。