いきどまり王国、キレイ王国
7日はヒンズー教の神様・シヴァの結婚記念日、祝日でした。車の手配ができず、4歳の丁稚ケイが通うサッカースクールへ夕方、自力で向かいました。たいていレジデンス前にオートリキシャーがとまっているので、乗ればいいやと思ったのです。でも見つからず、たまたまやって来たタクシーに乗れました。午後6時半、帰りもオートに乗ればいいや、いつもうじゃうじゃいるし。そういう日に限ってなかなか、見つかりません。そのうち見つかるだろう、歩いてもたいした距離じゃないと学校を出て、路肩を歩き出しました。しかしまあ、かろうじて歩道はあるのですがデッカイ牛の落とし物あり、途中で陥没あり、わしゃわしゃとせり出した木の枝あり…で行く手を阻まれ、車道に何度も降りて歩かざるをえません。楽しそうにケイが言いました。「インドは、いきどまり王国だねえ」。ふふ、そうだねえ。じゃあ日本は?「日本は、キレイ王国だよ」。ふふ、そうだねえ。
渋滞するゴルフコースロードまで出ると歩道もなく、車がびゅんびゅん行きかう路肩を歩くはめに。さすがに早くオートに乗りたくて立ち止まり、何台目かがとまってくれて家に帰りました。ホッ。帰ったら相方ユウサンがいて脱力です。じゃあ我らがサンジーブさん車が使えたのに、ふんっ。
- 作者: 多田千香子
- 出版社/メーカー: 風鳴舎
- 発売日: 2015/06/22
- メディア: 単行本
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