京都・職人スピリット散歩

 京都・世界遺産ラン後はてくてく、ちょこちょこ買い物です。まずは錦市場の創業430年「有次」へ。はあ、ほしいものだらけですがカードが使えず現金オンリーなのがいい。シバリがあってよかった。アルミの両手鍋と型を買いました。名前を入れてもらっている間、年配の店員さんが話しかけてくれました。「煮物とか作ったら鍋に入れっぱなしにせんといて、必ず開けて」。鍋によくないそうです。堺町通四条下ルの創業250年「市原平兵衞商店」では盛り付け箸をまとめ買いです。ここでも「竹の箸は乾くまで寝かせて」「箸の反対側はヘラとして使えます」と、いろいろアドバイスをもらいました。先が黒ずむので立てないほうがいいそうです。へえー。
 寺町通かいわいは日曜休みの店が多くて残念ですが、愛する「紙司 柿本」(創業170年)とお茶の「一保堂」(創業300年)めあてなのでかまいません。柿本では日本各地ではぐくまれた和紙にさわってうっとりします。
 どこの店でもそうですが、言葉の端々に商品への愛があふれています。すばらしいなあ、やっぱり。ネットでの買い物では決して、味わえないだいご味です。対面で買う喜びだな。
 もう荷物がパンパンになりつつ、河原町丸太町の書店「誠光社」に転戦です。私も出版フェアをさせていただいたことのある恵文社一乗寺店の店長をされていた堀部さんが2年前、オープンされたお店です。「本屋の話はもうやめにして、本屋をはじめてみよう」との志ある小さな店は、若い人たちであふれていました。さすが堀部さんのお店だな。新旧問わず骨のある街・京都、やっぱり大好きだー。刺激になりました。
 誠光社 http://www.seikosha-books.com/