仏語学習者に捧げるブッシュドノエル
週末に開かれる社会人のフランス語学習サークルに参加しています。今日はクリスマス会。お菓子を作る機会到来。勉強そっちのけ、鼻息荒く、ブッシュ・ド・ノエル（薪型のロールケーキ）を作りました。小嶋ルミさん著「おいしい！生地」（文化出版局）に載っていた「卵ロール」のレシピで生地を焼き、栗クリームを巻くことに決めました。夏休みにパリで、缶がかわいくて思わず買った栗クリーム缶４個パックの出番です。
ウキウキと生クリームに混ぜました。ついでにパリの老舗菓子店「Boissier（ボワシエ）」で買ったマロングラッセがまだあるのを思い出し、荒く刻んで「具」に。よいこらしょと巻き寿司の要領で巻きました。ロールケーキを巻くのはいつも緊張します。円周率が適用されるような、かっこいい円に巻くのが夢なのです。
今日も案の定、薪というより前衛芸術のオブジェといった趣に。うう。でも、いまさら立て直す腕も時間もありません。しっかり抱えてバスに乗り、開催場所へ。
「わぁ！ブッシュ・ド・ノエルだぁ」。正解!本当にやさしいみなさんです。ホッとしました。最後の飾りつけは、森永の小枝チョコレートとメレンゲ菓子のキノコで。その場でめいめい、好きなように飾り、めでたく完成。
「おいしいね」っていう言葉は、魔法かも。あぁ、何度聞いてもうっとりします。寝る前に思い出してニヤリ。バスを待っている間にニヤリ。心がホカホカします。
そしてまた、「次は何作ろうかな」と、押し売りしてしまう手を考えるのです。
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「Clement Faugier」社製の栗クリーム
http://www.clementfaugier.fr/bienvenu.htm
栗クリームを買ったフランスのジャスコ（?!）「MONOPRIX(モノプリ)」
http://www.monoprix.fr/
