多田千香子 | Pen&Co.(ペンアンド)株式会社・代表取締役CEOのブログ

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ル・コルドン・ブルーパリ校の1日プチフール講座

仏旅行の話を続けます。
早起きして、料理学校のコルドンブルーへ。受付をすませ、中庭のテラスでクロワッサンとコーヒーの朝食をいただきます。さぁて、がんばるぞ。午前8時半、スタート。貸し出されたエプロンの紐をギュッと結びました。
この日は女性ばかり、20人ぐらいがクラスメートでした。米仏中、そして日本人は、私を含め3人。まずシェフの実演。英語と仏語で分量だけ書かれたプリントが渡されました。えぇっと、プチフール2種類(ガナッシュラズベリー、レモンクリームとブルーベリー)、シュークリーム2種類(カスタードクリームとプラリネクリーム)、フィナンシェ3種類(ピスタチオ、チョコ、プレーン)に、サブレまで作るんだ。シェフの手つきを見ながらメモをとります。アシスタントのショートカットの女性が、小気味よく英語に通訳してくれます。

ランチはパテやハムにチーズ、ワインつき。お腹いっぱい食べて、実習です。分担はしません。基本的に1人でこなします。かつ、作る量が半端でなく多い。いそがし、いそがし。アシスタントの女性に粉を入れるタイミングを聞いたり、隣の人と確かめたり。見よう見真似で帳尻合わせ。6〜7人前ぐらい作って、すべて持ち帰り。シェフのサイン入り参加証明書を一人ずつ、シェフから受け取りました。たかが1日講座なのに、笑えるなぁ。学校ごっこです。拍手の中、午後3時半に終了。地下鉄でケーキ箱を抱え、ソロリ、ソロリ帰路に。腕が折れそうでした。

今回は友人4人の胃袋にきれいに収まりましたが、前回は大変でした。一人旅で「友達のための料理」講座に参加し、ギリシャ風ナントカソース煮込みなど(失念)を持ち帰り。2日食べ続け、さらに滞在先のマダムが近所に配ったほどでした。パリに知人でもない限り、帰る前日に参加することを勧めます。せっかく作ったのですもん、残らず食べたい。なにせ、朝食・昼食つきの講座代、139ユーロ(1万9千円)ナリ。ユーロ高、恨めしや。

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コルドンブルー
http://www.cordonbleu.edu/International/English/dp_main.cfm
オンラインで申し込みできる。クレジットカードで決済されると、メールと手紙で受領書と当日の案内が送られてくる。