シンデレラ焼きイモ
永遠に会うことはない相手だと思っていました。金のラベルをまとい、ベルギー王室をはじめ世界中を甘く誘惑する、あなた。私は古新聞に包まれ、石ころの上で、じっと身を焦がしていたわ。太っちょの私と、スマートなあなた。でも、運命のいたずらかしら。私の幼なじみが仲立ちをしてくれて、たちまち恋に落ちてしまった。とろけるような甘さに参ってしまったの。世間はこの組み合わせに驚くかもしれない。シンデレラストーリーと言われても、玉の輿に乗ったと言われてもいいの。だって、ゴディバのヘーゼルナッツスプレッドと焼き芋は、ウソみたいに相性ぴったりだったのですから。
幼なじみ的おやつ・おイモさん、今日は博多っ子の台所・柳橋連合市場で1本150円ナリ。少し甘みが足りない彼女を、ゴディバ王子が豪腕で支えてました。クセになりそうです。めでたし、めでたし。