オハヨー乳業のジャージー牛乳プリン

　風邪を引いて１週間。いつも余る処方薬も飲み切ってしまいました。部屋に篭城しようと、ボンラパスで常備おやつを買い込みます。オハヨー乳業のジャージープリンはなんだかやさしい味。するする喉を通ります。「オハヨー牛乳、よう飲んだなぁ」と、誰かの耳元でささやいてみてください。反応があった人は、１００パーセント岡山県人でしょう。たいていの小・中学校の給食は毎日、オハヨー牛乳だったはず。ビンにかわいいロボット（と私たちは呼んでいた）が描かれていました。インクの加減なのか、耳がまるっこいと「天使」、耳がとがっていると「悪魔」。「今日は天使じゃ、アタリじゃ〜」とか叫ぶ子もいたっけ。今は当時のロゴは消え、オハヨーも焼きプリンがヒットして以降、全国展開の会社になりました。あちこち転居先のスーパーで見かけるとホッとして、すっとオハヨー製品に手が伸びるのです。