大阪へ旅する菓子
パリ滞在中の友人に、友人たちへの陣中見舞いを大阪へ持って帰ってくれる?と頼みました。荷物になるのに、快諾してくれてうれしいのです。さっそく腕まくり。材料も道具も十分にないし、オーブンも買ったばかり。焼き加減の調子がよく分からないので、ごくシンプルなものを作ることにしました。製菓留学先のレシピを引っ張り出してマドレーヌ、パウンドケーキ(ケーク・オ・フリュイ)、そして素朴なサブレ(ディヤマン)。ブックオフの掲示板に張ってあった「帰国売り」(帰国する在留邦人が売る中古品)で見つけたKenwoodのハンドミキサー5ユーロ(700円)も、なかなかどうして、立派な働きぶりです。小さなオーブンに何度も入れては出して、を繰り返しました。無事、届きますように。