多田千香子 | Pen&Co.(ペンアンド)株式会社・代表取締役CEOのブログ

「ペンで、心を動かす」Pen&Co.株式会社:https://pen-and.co.jp

パン屋との相性

 先日起きた17人死亡の火事現場は、中華街のある13区。私の住まいから地下鉄で一本、20分ほどです。中華街はバカンスもなく店が開いていましたので、ここのところ毎週のように出かけていました。アパートにはアフリカ系移民12家族130人が住んでいた、とのこと。1家族10人以上が、肩を寄せ合って暮らしていたであろう場所での惨事、言葉がありません。でも、これもパリ。階段が燃えて窓に住民が殺到した、と聞きました。私も脱出ロープでも買いに行こう。
 などと思いつつ、パン屋の行列に並んでいました。近くまで来たので立ち寄った5区のパン屋「ル・ブーランジェ・ドゥ・モンジュ(Le Boulanger de Monge)」。「パリのパン屋ガイド」で星3つ、最高の評価の店です。ビオ(有機素材)のバゲット1.2ユーロ(160円)、レモンのクランブルケーキ5.6ユーロ(770円)。忙しいせいか売り子さん、極めて機械的。あれ。ケーキには、レモンがどこに入ってるのー、といいたくなるほど少々。ううむ。第1印象は今ひとつでした。123,rue Monge 5区 7:00-20:30 月休