多田千香子 | Pen&Co.(ペンアンド)株式会社・代表取締役CEOのブログ

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肺写真とファラフェル

 半年以上学生として滞在する場合、在日フランス大使館で長期学生ビザを取得して渡仏後、こちらの警察署へ申請して初めて、滞在許可証がもらえます。なかなか書類がそろわず申請が遅れ、3ヶ月の有効期間ギリギリの今日、出頭命令の日を迎えました。はぁ綱渡り。バスチーユ近くの移民局へ出向きました。まず身長・体重・視力を測定。肺のレントゲンを取り、「アレルギーはないか」「入院歴はあるか」など医者の問診を受けた後、オフィス内にある警察の出張所へ。3ヵ所に署名して、めでたく滞在許可証がパスポートに張られました。日付の入った滞在許可証を見ると、フワフワした気分でいられない。そう、ここにいる時間は、無限ではないという事実。身が引き締まります(滞在延長しようと思えば、できるのですが)。
 「お土産です」と渡された自分の肺の写真を手に、歩いてマレ地区へ。ファラフェルが食べたくなったのです。ひいきの「シェ・マリアンヌ」が前回、いまひとつだったので、同じロジエ通り(rue des rosiers)にある「ラス・デュ・ファフェル(L'as du fallafel)」で、ファラフェル・スペシャル4ユーロ(550円、店内なら6ユーロ)を。ファーストフード風の店構えなので敬遠していたのですが、ほどよいボリューム。野菜たっぷり、大好きなナスの素揚げ入りのポケットサンドイッチです。満足しました。