パリの広島・長崎展

　パリ市庁舎で広島・長崎原爆展が開かれていました。好評だったのでしょう、会期が１週間、延長になっていました。市庁舎ホールでの無料展示、たいしたことはないだろうと思っていましたがさにあらず。両市の原爆資料館で見た記憶のある展示物が、きちんと並べられていました。私が行った昼下がりも、子連れや若い人たちで盛況で、被爆直後の広島の様子を語る被爆者のビデオには人だかりが。核保有国の市民たちよ、よーーく見てよ！という気分でした。私は漫画「はだしのゲン」の原画パネルを読みふけりました。鶴を折るコーナーがあったので、久々に折り紙を手にしました。指先が覚えているもので、作り方のパネルを見なくてもあっというまに完成、学芸員や周りの人に「さすが」という目で見られエッヘンなのでした。