シャンパンとワラ束と

　仏文化機関アリアンス・フランセーズ・パリの１１月期、今日が最後の授業でした。午後６時からの授業の担当教師はボサボサ頭でアインシュタイン風。「１ヶ月間シャンパンなしでは生きられない」という教師がシャンパンを持ってきて、紙コップで飲みながらの授業でした（シリア人の２８歳のムッシューだけ飲まず）。午後８時からの担当教師はモトの上司に恐ろしく似ていて最初ビックリ、なぜここにアナタが？！と思うほど。夜の授業前、おやつタイム。アリアンスから歩いて百貨店ル・ボンマルシェの食品館をのぞきにいったのですが、食指が動かず。帰りがけにあったパン屋兼ケーキ屋兼中華惣菜屋、パック巻き寿司も９ユーロ（１２６０円）であります、という節操のない（失礼）多角経営ぶりをみせていたパン屋へ。外からのぞいたときパンの焼き加減がしっかり焦げ目あり、私好みだったので入りました。ラズベリージャムを挟んだ「お化け源氏パイ」のようなパイの名前は、ラズベリーの「ワラ」（パイユ・ド・フランボワーズpaille de franboise）といいます。ワラを束ねているように見えるから、でしょうね。１．８ユーロ（２５０円）。おいしい。多角経営侮るべからず。
　Nezard 3 rue Notre Dame des Champs ６区