ホワイトアスパラガス
河合隼雄先生の講演を聞きに、セーヌ川沿いの日本文化会館へ。源氏物語にみる女性像がテーマで、話はうまいし、心理学者の視点は新鮮。異国で「ムラサキノウエ」を懐かしく思い出しました。隣のマダムに「(彼の言う)箱庭ってなに?」と聞かれ、「プチ・ジャルダン(小さな庭)を使ったユング心理学の療法だ」とまぁ、彼女の疑問をふくらませただけの返事しかできなかった私。なにかで読んだ気はするけれど・・。仏語力も教養も足らないものでして。
アスパラガスは今が旬。とにかくナベの中、直立不動でゆでるのがよろしいようで。近所のスーパー・モノプリで、極太のホワイトアスパラガスを3本だけ買いました。1.94ユーロ(280円)。むいた皮も一緒にゆでると香りがよいとか。マヨネーズをバターミルクでゆるめてかけて、春の味。食欲だけは、十分すぎるほどあるのでした。