さくさくミルフィーユ

　インターネットのプロバイダに、書留で解約を告げる手紙を送りました。この国は契約を切るために、サイン入りの手紙で通知するのが普通。契約書の裏のコメ粒、いやクスクスの粒ほどの小さい字で、解約の決まりが書いてありました。引っ越しが理由の解約の場合、１カ月以上前に、転居を証明するものを添付せよとのこと。とりあえず１２月末に予約を入れた航空券と、１月に切れる滞在許可証のコピーを送りました。解約にまつわるトラブルはよく聞くので、どうなることやら。にしても、手紙を書く機会、多すぎです。無理やり筆マメ子にさせてくれる国だわ。
　投函してホッ。５区の人気パン屋「ル・ブーランジェ・ド・モンジュ」に立ち寄りました。ミルフィーユはバニラ、レモン、キャラメル、イチゴと４種類。バニラ味２．６ユーロ（４００円）。製菓留学先でもそうですが、ミルフィーユのパイは焼くときには重しを載せて、膨らまないようにします。でもせっかく紙のような層になるのに、押しつぶなんて忍びなかったな。ここのミルフィーユはサクサク感たっぷり。フワーとラフに紙を折り重ねた感じ、とても上品です。「モンジュ」という名のバゲットも買いましたが、やっぱりバゲット部門の個人的ＮＯ.１はモワザンで不動。