一保堂の定期教室

　一保堂茶舗のお茶教室へ。寺町二条の本店は、蛤御門の変で「この辺りが物騒だったころ」に建ったそう。暖簾の向こうから幕末の志士が飛び出してきそうだわ。その築150年の店を昨年10月に改装し、教室を始めたそうです。
　堅苦しいことは抜きなのがいいです。「煎茶を楽しむ」講座1260円と「番茶を楽しむ」講座1050円を受けました。いずれも60分でコツを教わります。言われたように淹れても、隣の人と交換すると味が全然違っていて驚きました。京都の老舗の和菓子も２種類ずつ出ますし、お得感はあります。番茶の講座では5種を飲み比べ。豆餅で有名な「出町ふたば」の草もちと、紫竹にある御倉屋の「旅奴（たびやっこ）」が出されました。旅奴はボーロの黒糖まぶしで梅干大の大きさ。上品な甘さで素朴で、かなり好みでした。京都人が好むという「赤ちゃん番茶」は、漢方っぽい味がしました・・。
　一保堂　http://www.ippodo-tea.co.jp/