祇園のフランス料理「kezako」へ行くのは2回目です。2800円のコースで、前菜・スープ・メーン、デザートにプチフールつき。器が凝っていて、やたら高そうだわ。学生時代に高名な備前焼作家宅でアルバイトをしていました。まかないご飯のたびに緊張しました。おにぎりを盛った大皿が1枚何十万円です。割ったら当分タダ働きだ、など死んでも落とすまい、と思っていました。「ケザコ」のきれいなキッチンで作られる目に美しい料理たち。お客なのでリラックスしていいのですが、なぜか緊張します。学生時代の記憶のせいか、単に貧乏性か。写真は前菜の鮭です。