パルミジャーノ・ビスコッティ

　甘いものだけが「おやつ」じゃない。塩味だって含まれます。「お菓子」とか、甘いものをさすときに私が決して口にしない英単語（書くのも苦手）は、物体そのものを意味するだけのような気がしますが、「おやつ」は空間、時間的な広がりも表現できる気がします。大切な人とのつながりだったり、ほっとする時間そのものだったり。食べもの自体はそれを彩るためのツールというだけ。だから「おやつ」という言葉が好きなのかも。もちろんツールが素敵であれば、うんといいに決まっていますが。そんな思いも込めて、「おやつ新報音楽室」のランチパックを準備。パルミジャーノと黒コショウを焼きこんだビスコッティ。ほんのり甘い和三盆ビスコッティに対して、少し気取って細面に焼くのが気分かも。本当はワイングラスに立てて召し上がっていただければよかったのですが・・またの機会にぜひ！