世界遺産ファティープル・スィークリー

　タージマハール、アグラ城と見て回った後は、もうひとつ世界遺産へ。アクバル帝によって１６世紀に造られた都・ファティープル・スィークリーを訪ねました。水不足のため、たった１４年限りの都だったとか。日本でいえば、なんと立派な奈良の都…の、平城京かな（平城京は３０年）。なんだか分かるような、暑さと乾きです。おそらく４０度は超えていたでしょう。でも乾燥していて日本の蒸し暑さとは全然違います。旅の友のＭ＆Ｓちゃんは、おでこに白い冷却シートを貼り付けたまま観光していました。何だかキョンシー現るといった感じ。あーあ、美人姉妹が・・・。モスクへの入り口にあるムガル建築の傑作・ブランド門までの階段の急なことといったら！こ、これ登るの・・・くらくらしました。
　あちこち歴史の舞台を訪ねてふと思いました。メキシコで英国系ハイスクールに通ったＭ＆Ｓちゃんの歴史の授業って、どんなだったのだろう。訊けばすごく興味深かったです。ヴァスコ・ダ・ガマ（だったかな）の船員の気持ちになって手紙を書いたりしたそう。時代背景とか状況がわかっていないと書けないな。わざわざ紙のすみっこを燃やして、古い手紙のように見せる凝りようだったとか。なんと立派な・・とは、エライ違い。