食の実験室〜旅するレシピ帳

　　27日に「食の実験室〜旅するレシピ帳」をアトリエで開きました。めざすのはターブル・ドット。フランスの民宿で出される食事のことです。大きなテーブルを宿泊客みんなで囲み、ワイワイ過ごします。食と人をいとおしみ、学び、よく生きる小さな糧となれたなら…。ご参加くださったのは山形、京阪神、滋賀、奈良、愛知からの12人。住まい・勤め先・年代が違っても、おいしいものを前にすれば、それが何か？な感じ。おやつマジック、不思議と話と笑顔が弾みます。おコメの話に信楽焼、土の話などなどでした。心より感謝です。
　あちこちで開いているカルチャー講座とほぼ同じ内容ですが、やっぱり焼き立て、作り立てを食べていただけるのってうれしいです。インド・デリーの台所ＩＮＡマーケットで買ったサフラン（1ｇ280ルピー＝560円）を使ったパエリアなどをお出ししました。最後に大失敗。アツアツで出そうとしたガレット・デ・ロアを話に夢中になり失念…。あーあ、ガレット・デ・マルコゲにしてしまいました。やっぱり詰めが甘い私です。写真は愛知からいらしてくださったＨ子さんのお土産「しるこサンド」。うわさには聞いていた東海地方の必須アイテム、初めていただきました。「こ、これヤバい…」。そう、あっというまに一袋カラに。ちょっとの塩気がいいのです。それにしても「袋菓子途中止めできない症候群」は不治の病です。理想を最初に格調高く語ったわりに後半、続いてないな…。
　松永製菓：しるこサンド　http://www.matsunaga-seika.co.jp/