手づくり作業台
日通さんはテキパキ丁寧な仕事ぶり。鳥取・境港への荷入れもおんぶに抱っこでした。ただ心配だったのは、お手製の作業台が入るかどうかでした。世界一周バックパッカー界のアイドルにして大学の後輩・河本ぼあらちゃん(本業は建築士)設計です。アトリエまで木材を運び入れ、電動ドリルを片手に私が組み立てました。鳥取からやってきたのは「Jパネル」という3層パネルで、家や床にもなる分厚さ(36ミリ)です。壁に立てかけた重さ100キロの板を横にするだけでも一苦労。命の危険を感じたものです。パネルは鳥取・日野川源流のスギの間伐材なので、境港に荷入れするのはお里帰りする感じです。
悪戦苦闘して作った作業台は幅90センチ×180センチで、長屋の引き戸から出すのも苦労しました。はたで見ていた私は不安に。どう考えてもアパートの玄関からは無理っぽい。嵯峨野のマリさんにはこう言われました。「絶対入らないよ〜。私、半分に切ったらいいと思うねん!」。ええー、そんな。切断の危機…。
かなりハラハラしたのですが無事、ベランダから運び入れてくれました。よかった!境港にも人を呼んで「粉遊び&カニツアー」なんてできたらいいな…と思っています。
協同組合レングス http://www.length.or.jp/
- 作者: 河本ぼあら
- 出版社/メーカー: イカロス出版
- 発売日: 2006/04/17
- メディア: 単行本
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