京都発インド着、ついに家なし

10月4日更新のasahi.comコラム「論より、おやつ。」では、まだまだ続きそうな？デリー郊外グルガオンでの部屋探しについて書きました。グルガオンに住むパンの先生サッちゃんの名言「何もしなくても気力も体力も吸い取られる国」でガマンの日々です。励ましメールをくださったＫさんいわく「うらやましいほどの１軒家ですが、セキュリティとか停電とか、インフラまで自分で考えないといけないんですね」。そうそう、どんな物件も一見、見てくれはいいのですが、まったく中身が伴っていません。川で水浴びして洗濯して家ではローソク、冷蔵庫なしの生活でも平気だわ！と言ってみたいものですがやっぱりインフラあっての住まいです。苦労は買ってでも…とは思いますがやっぱり1〜2時間も停電し、冷蔵庫の中身がパーになるのは耐えがたい。そうでなくてもぬるま湯の国から来たわけで、あえなく白亜の一軒家はあきらめました。セキュリティや電気のバックアップがしっかりしているアパートを中心に探しています。電話一本かクリック一発で電気もガスも水道もキッチリ通ってしまう日本ってやっぱり奇跡だわ。
　インドには小麦粉が中力粉しかありません。卵もどうにもあやしそう。オーブンはないことはなさそうでホッ。写真は夢と消えた白亜の一軒家。リビングから吹き抜けを見上げたところです。
　サッちゃんのブログ「インドでラララ」　http://blog.goo.ne.jp/sacchocogoo